日本の、ある章
熊本県
45の町や村。順位ではなく、ただ並んでいる。まだ、行ってない町がある。
EVENTこの県の、祭りと催し
ISLANDこの県の、島
ONSENこの県の、湯
市区町村この県の、すべての町
まち
あ
あさぎり町
朝、球磨盆地に霧がかかるとき、あさぎり町という名前の由来が、ふいに腑に落ちるんですよね。
まち
芦
芦北町
うたせ船が、八代海の朝の水面をゆっくり渡っていく。
まち
阿
阿蘇市
草千里ヶ浜の草が、風を受けてゆっくりうねっているのを見ていると、ここがカルデラの底に広がる盆地なんだということを、体がじんわり理解するんです。
まち
天
天草市
海に迫る山の斜面に棚田が貼りついて、そのすぐ下に漁港がある、という地形が、この島の暮らしの密度を教えてくれるんですよね。
まち
荒
荒尾市
万田坑の煉瓦造りの巻揚機室が、有明海からの風にひっそりと立っている。
まち
五
五木村
九州山地の峰々に囲まれた谷の奥に、面積のほとんどを山林が占める村がある。
まち
宇
宇城市
三角西港の石積みは、ごつごつとしていて、でも妙に落ち着くんですよね。
まち
宇
宇土市
御輿来海岸の干潟は、潮が引くたびに波の紋様を砂の上に残していくんですよね。
まち
産
産山村
池山水源の水は、くんだそばから飲める透明さで、手のひらに受けるとひんやりと重い。
まち
大
大津町
肥後大津駅のホームを出ると、東の空に外輪山の稜線がうっすら見えていて、ああ、阿蘇はもうすぐそこなんだなあ、と気づくんですよね。
まち
小
小国町
杖立川の両岸に、旅館が肩を寄せ合うようにして建っている。
まち
嘉
嘉島町
阿蘇の伏流水が、町のあちこちから静かに湧き出してくるんですよね。
まち
上
上天草市
海と島のあいだを、14の漁港から船が出ていく。
まち
菊
菊池市
菊池渓谷の水は、ほんとうに透きとおっていて、川底の石の色まで見えるんですよ。
まち
菊
菊陽町
用水路のそばを歩いていると、農業の水脈がそのまま住宅地の裏手に続いていて、ちょっと、おもしろいんですよね。
まち
玉
玉東町
木葉駅の小さな待合室に、ストリートピアノがぽつんと置いてあるんです。
まち
球
球磨村
石垣が何段も重なる松谷棚田を、はじめて目にしたとき、ああ、人がここで長いあいだ暮らしてきたんだなあ、とじんわりわかるんですよね。
まち
熊
熊本市
熊本城の石垣が、城下の空にずっしりと居座っているんですよね。
まち
甲
甲佐町
緑川のやな場に立つと、足元を流れる水の透明さに、すこし驚くんですよね。
まち
合
合志市
黒ボク土という言葉を知ったとき、この土地の北側の畑のことを、すこし別の目で見たくなりました。
まち
相
相良村
川辺川の水音が、茶畑のあいだをゆっくり通り抜けていくんですよね。
まち
高
高森町
根子岳の南麓に立つと、草原がそのまま空に続いているような、おおらかな広がりがあるんですよね。
まち
玉
玉名市
菊池川の土手に、ハゼ並木がずっと続いているんですよね。
まち
多
多良木町
球磨川が町の中央をゆっくり東西に横切って、その両側から山がすっと立ち上がっている。
まち
津
津奈木町
亀萬酒造の蔵で、南端氷仕込みという言葉を聞いたとき、ちょっと立ち止まりたくなるんですよ。
まち
長
長洲町
長洲駅のホームに降り立つと、改札のそばに金魚のオブジェが置いてあって、ああここはそういう町なんだ、とすぐわかるんです。
まち
和
和水町
土の中に、まだ読まれていない言葉が眠っているような場所なんですよね。
まち
南
南関町
豊前街道を歩くと、足の裏に石畳の記憶みたいなものが伝わってくる気がするんですよね。
まち
錦
錦町
球磨川が北の盆地をゆっくりと東西に流れ、南にいくほど九州山地の稜線が近くなる、そういう地形の町なんですよね。
まち
西
西原村
阿蘇外輪山の西麓から吹きおりてくる「まつぼり風」が、草原をざわざわと揺らしていくんですよね。
まち
氷
氷川町
い草の畑が、八代平野にまっすぐ続いているんですよね。
まち
人
人吉市
盆地の朝に濃い霧がかかると、九州山地に囲まれたこの町は、すこし外の世界から切り離されたみたいになるんです。
まち
益
益城町
布田川断層帯の上に、新しいコンクリートが積み重なっている。
まち
美
美里町
緑川の渓谷に沿って歩いていると、石でできた橋がふいに現れて、ちょっとだけ息をのむんですよね。
まち
水
水上村
市房山の稜線が、雨をためこんだ空の下でじっとしている。
まち
水
水俣市
不知火海の光が、タチウオの銀色によく似ているんですよね。
まち
南
南阿蘇村
白川水源の水が、岩の隙間からしずかに、でも絶えず湧き出しているのを見ていると、この土地のことが少しわかる気がするんですよね。
まち
南
南小国町
渓谷の両側に、24軒の旅館がひっそりと肩を並べている。
まち
御
御船町
地面の下に、肉食恐竜の骨が眠っていた、というのが出発点なんですよね。
まち
八
八代市
い草の匂いって、畳の下に眠っている記憶みたいなものなんですよね。
まち
山
山江村
村の9割が山に覆われていて、その山のすそに、クリやヤマメやワサビが静かに根を張っているんですよね。
まち
山
山鹿市
和紙を幾重にも貼り重ねて灯りを宿す山鹿灯籠の細工は、ひとつ手に取ると、職人の指先がどこを通ったか、なんとなくわかるんですよね。
まち
山
山都町
通潤橋の石組みは、水を引くために山を越えた人の意志を、いまも静かに伝えているんですよね。
まち
湯
湯前町
くま川鉄道の終点、湯前駅の小さな駅舎は、1924年に建てられた登録有形文化財で、列車を降りた瞬間から、ここが九州山地の奥まった場所であることを、体がすこし、感じとるんですよね。
まち
苓
苓北町
富岡港から積み出される天草陶石は、磁器の原料として江戸時代からずっとこの海を渡ってきたんですよね。