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熊本県の他の市区町村
この場所の物語
土の中に、まだ読まれていない言葉が眠っているような場所なんですよね。江田船山古墳をはじめとする古墳が、田んぼや集落のそばにごく自然に立っていて、歴史が「展示物」じゃなくて、ふだんの風景の一部になっているんです。菊池川が盆地をゆっくりと区切るように流れていて、その水辺の空気は、どこかしずかで、落ち着いています。
丸美屋のお城納豆やお城とうふが地元で作られていて、スーパーや食卓にふつうに並んでいる、そういう産地の実感がある町です。花の香酒造という酒蔵もあって、暮らしの中に醸す文化が根を張っているんだなあ、と思います。三加和温泉はアルカリ性単純温泉で、1970年代に開湯した、いわば「町の湯」。派手さはないけれど、長く滞在するほど、その湯のぐあいがちょうどよくなってくる気がします。
山森阿蘇神社には樹齢800年の楠があって、白蛇伝説も残り、子どもたちが神楽を奉納する習わしが今も続いています。トンカラリンという謎の隧道型遺構も町の中にあって、誰が何のために掘ったのか、まだはっきりとはわかっていない。そういう「答えの出ていないもの」が、ちゃんと残っている町というのは、すこし、いいなあと思うんです。
熊本県和水町に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 江田穴観音古墳
- 江田船山古墳 附 塚坊主古墳・虚空蔵塚古墳
- 田中城跡
- 旧境家住宅(旧所在 熊本県玉名郡玉東町)
- 三加和温泉
文化財
温泉