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この場所の物語
万田坑の煉瓦造りの巻揚機室が、有明海からの風にひっそりと立っている。三井三池炭鉱の記憶を地面ごと残したこの場所は、世界文化遺産という言葉よりも、「ここで人が働いていたんだなあ」という実感のほうが先にやってくるんですよね。荒尾駅にはコミュニティスペースがあって、そこを起点に万田坑へ、荒尾干潟へと、ふだんの散歩のように動けるのがいいんです。
荒尾干潟はラムサール条約の湿地で、野鳥の宝庫として知られているんですが、水鳥・湿地センターに立ち寄ると、干潟の時間がすこしだけ自分のものになる気がして、いいんですよね。有明海苔や荒尾梨が地元の棚に並ぶ日常があって、小代焼の器でその土地の食を受け取るような暮らしが、この町にはごく自然に重なっているんです。
炭鉱の歴史と、孫文と交流した宮崎兄弟の生家と、テーマパークのグリーンランドが、同じ町の中にある。それが荒尾のすこし、ふしぎでいいなあというところで、ひとつの言葉でまとめようとすると、するりと逃げていくんです。
熊本県荒尾市に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼,造船,石炭産業
- 三井三池炭鉱跡 宮原坑跡 万田坑跡 専用鉄道敷跡 旧長崎税関三池税関支署
- 三井石炭鉱業株式会社三池炭鉱旧万田坑施設
- 三井石炭鉱業株式会社三池炭鉱旧万田坑施設
- 三井石炭鉱業株式会社三池炭鉱旧万田坑施設
- 三井石炭鉱業株式会社三池炭鉱旧万田坑施設
- 三井石炭鉱業株式会社三池炭鉱旧万田坑施設
- 荒尾
- 南荒尾
- 一部
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