2件の予定
天草・陶石採掘体験
有田焼の白さは、ここから来ている。 熊本・天草。九州西岸の島。ここに、天草陶石という原料がある。 天草陶石は、白磁を作るための石だ。有田焼、波佐見焼、伊万里焼。九州の磁器の多く…
有田焼の白さは、ここから来ている。
熊本・天草。九州西岸の島。ここに、天草陶石という原料がある。
天草陶石は、白磁を作るための石だ。有田焼、波佐見焼、伊万里焼。九州の磁器の多くは、この石を原料にしている。
有名な焼き物の産地を知っていても、その原料がどこから来るかを知る人は少ない。
採掘跡地を見学できる。白い石肌が、山肌に露出している。その白さが、器の白さに変わる。
陶芸体験もできる。天草の土を使って、器を作る。焼き上がりが自宅に届く。
有田焼を買ったことがある人に、特に来てほしい。
あの白さの出どころを知ると、器の見方が変わる。
素材の旅。それが、天草の陶石体験だ。
牛深・ハイヤ祭り
漁師の踊りが、日本中に広まった。 熊本・天草・牛深。天草の南端、漁師の港。ここで生まれたハイヤ節が、船とともに日本各地に伝わり、各地の民謡になったという。 北海道のソーラン節、…
漁師の踊りが、日本中に広まった。
熊本・天草・牛深。天草の南端、漁師の港。ここで生まれたハイヤ節が、船とともに日本各地に伝わり、各地の民謡になったという。
北海道のソーラン節、新潟のおけさ節。それらのルーツのひとつが、この牛深にある、という説がある。
4月のハイヤ祭りでは、その踊りが練り歩く。漁師の街の、エネルギッシュな祭りだ。
なぜこの小さな港の踊りが日本中に広まったのか。
漁師たちが船で各地に行ったからだ。
踊りは、船に乗って旅をした。
牛深は、天草の観光地としてはあまり知られていない。でも来ると、別の天草が見える。
踊りの源流を、源流の場所で見る。
それだけで、来た価値がある。
海に迫る山の斜面に棚田が貼りついて、そのすぐ下に漁港がある、という地形が、この島の暮らしの密度を教えてくれるんですよね。天草五橋で九州本土とつながっているとはいえ、平地が少ない分、食べるものも遊ぶ場所も、島の中でぐるりと完結している感じがあって、それがふだんの生活をちょっと濃くしているんだなあと思います。マダコや鯛麺、せんだご汁といった郷土食も、外から持ち込まれたものじゃなく、この地形と海からそのまま出てきたもの、という顔をしている。
牛深港は、江戸時代から風待ち港として船が集まった場所で、牛深ハイヤ節もそこから生まれたと言われています。港に立つと、行き来する人の層が幾重にも重なっているような、すこし奇妙な奥行きを感じるんです。崎津の集落には潜伏キリシタンの文化的景観が残っていて、禁じられた信仰が島の地形に溶け込みながら続いた、という歴史が、観光地然とした説明板よりも、集落の路地そのものから伝わってくる。
御所浦島に渡れば、白亜紀の恐竜化石をテーマにした博物館があって、島全体が地質の展示室になっているというのも、天草の重ね方がふしぎでいいなあと思う一場面です。天草飛行場から福岡へのコミューター便もあって、大きな都市との往来は思ったより軽い。海と山と港と橋と、それぞれが別々の時代の痕跡を持ちながら、ひとつの島暮らしとして今も動いている場所なんですよね。
熊本県天草市に泊まる
この地に重なるもの
- 長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産
- 天草市﨑津・今富の文化的景観
- 棚底城跡
- 六郎次山
- 龍仙島(片島)
- 祇園橋
- 雲仙天草
- 倉岳
- 角山
- 天草飛行場
- 牛深
- 大多尾
- 宮田
- 崎津
- 嵐口
- 船津
- 下大多尾
- 下平
- 二本木
- 大島(御領)
- 大島(牛深)
- 大浦
- 女岳
- 宮津
- 小田床
- 山ノ浦
- 島子
- 引坂
- 御領
- 志柿
- 栖本
- 楠甫
- 浅海
- 烏帽子
- 牧島
- 白涛(栖本)
- 砂月
- 立
- 美ノ越
- 茂串
- 須子