日本の、ある章
奈良県
39の町や村。順位ではなく、ただ並んでいる。まだ、行ってない町がある。
EVENTこの県の、祭りと催し
ONSENこの県の、湯
市区町村この県の、すべての町
まち
明
明日香村
石舞台古墳の石が、ふだんの道ばたにただそこにある、という感じがいいんですよね。
まち
安
安堵町
田んぼのあいだに、灯芯を綯う手仕事の記憶が静かに残っている町なんですよね。
まち
斑
斑鳩町
法隆寺の廻廊を歩いていると、木の柱がほんのりあたたかくて、それが1400年ちかく前から続いているということが、なんだかふしぎでいいなあ、と思うんですよね。
まち
生
生駒市
竹を削る音が、どこかの作業場から聞こえてきそうな町なんです。
まち
宇
宇陀市
吉野葛を練る手の動きに、この土地の気質がよく出ているんですよね。
まち
王
王寺町
達磨寺の境内に、雪丸という名の犬の墓がある。
まち
大
大淀町
吉野川の右岸に沿って、梨園と柿畑がゆるやかな丘をおおっている。
まち
橿
橿原市
奈良盆地の南に、ほぼ平らな地面がひろがって、そのなかにぽつり、ぽつりと山が立っているんですよね。
まち
香
香芝市
二上山の東の裾野に、住宅地と古代の遺跡がごく自然に並んでいるんですよね。
まち
葛
葛城市
二つの峰をもつ二上山が、夕暮れどきに西の空へ黒くくっきりと浮かびあがる、あの眺めを一度見ると、なんとなく忘れられないんですよね。
まち
上
上北山村
村域のほとんどを森が占めているというのは、数字で見るよりも、実際に国道169号を走ってみたほうがよくわかるんですよね。
まち
河
河合町
馬見丘陵の台地に、前方後円墳がいくつも眠っている。
まち
川
川上村
吉野材を育てる森が、紀の川の源流までずっと続いているんですよね。
まち
川
川西町
島の山古墳の墳丘は、ふだんの散歩コースのように、住宅地のそばにひっそりと横たわっているんですよね。
まち
上
上牧町
馬見丘陵の緩やかな起伏の上に、住宅地がひろがっているんですよね。
まち
黒
黒滝村
吉野杉の木肌が、山全体を覆うようにして立ち並んでいる。
まち
広
広陵町
靴下と織布を生業にしてきた土地の空気は、どこかきっぱりしているんですよね。
まち
五
五條市
吉野川が街のまんなかを西へ向かって流れていて、その沿いに割り箸の倉庫や製材の看板がぽつぽつ並んでいるんですよね。
まち
御
御所市
金剛山の裾に、古墳がある。
まち
桜
桜井市
三輪山のふもとに、大神神社の鳥居が立っている。
まち
三
三郷町
龍田古道を歩くと、足もとに飛鳥の時代から人が踏んできた土の厚みがある気がして、すこし立ち止まって道の先を見たくなるんですよね。
まち
下
下市町
秋野川沿いに、古い商家の軒がつづいているんですよね。
まち
下
下北山村
大峯奥駈道を歩いた人は、あの道がふつうの山道とちがうことを、足の裏でわかるんですよね。
まち
曽
曽爾村
屏風岩の岩壁が、集落の端にただそびえている。
まち
高
高取町
土佐街道の石畳を歩いていると、軒先に並ぶ雛飾りと、どこかの家から漂う薬草のにおいが、ふしぎに混じり合うんですよね。
まち
田
田原本町
奈良盆地の平らな土の下に、弥生の暮らしがそのまま眠っているんですよね。
まち
天
天川村
役行者が切り拓いたという山の道が、いまも人の足を受け入れているんですよね。
まち
天
天理市
石上神宮の境内に、にわとりが歩いているんですよ。
まち
十
十津川村
谷瀬の吊り橋を渡るとき、足の裏に伝わるあの揺れは、この村の道のりそのものを教えてくれる気がするんですよね。
まち
奈
奈良市
奈良墨や奈良筆が今もつくられているって、ふだんの暮らしの中でそれを知ると、ちょっとはっとするんですよね。
まち
野
野迫川村
雲が山の下に敷かれる朝というのが、ここにはあるんですよね。
まち
東
東吉野村
高見川の水音が、ずっと遠くから聞こえてくる村なんです。
まち
平
平群町
朱塗りの開運橋を渡るとき、欄干に彫られた寅の顔と目が合うんですよ。
まち
御
御杖村
伊勢本街道が、いまもこの村の背骨として通っているんですよね。
まち
三
三宅町
太子道の脇に、聖徳太子の腰掛石がある、という話を聞いたとき、すこし驚いたんですよね。
まち
山
山添村
大和茶の茶畑が、山の稜線に沿って段々と続いているんですよね。
まち
大
大和郡山市
金魚の泳ぐ養殖池が、ため池と混じり合って田んぼのあいだにひろがっている。
まち
大
大和高田市
アーケードの天井が、いくつも続いているんですよね。
まち
吉
吉野町
吉野杉の磨き丸太が、どこかの軒先にそっと立てかけてある、そういう町なんですよね。