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奈良県三宅町

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奈良県 / 三宅町
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この場所の物語

太子道の脇に、聖徳太子の腰掛石がある、という話を聞いたとき、すこし驚いたんですよね。その石が白山神社の境内にそっとあって、屏風地区のふだんの暮らしと地続きになっているんです。

三宅町は、飛鳥川と曽我川のあいだの平らな土地で、古墳群も神社も、田んぼや住宅のあいだにひょっこり現れる、そういうぐあいの場所なんです。近鉄の石見駅か但馬駅で降りて、てくてく歩いていると、瓢箪山古墳のような地形が、なんでもない道の先にあったりする。

皮製品、それも野球グローブをつくる産業が根づいているというのも、おもしろいなあと思います。古代の倭屯倉から続く土地で、手でものをつくることが、かたちを変えながら今も続いているんです。全国折り鶴選手権大会が開かれる文化ホールも、そういう「手の仕事」への愛着と、どこかつながっている気がします。

広さより密度で生きている町、とでも言いたくなる。ここに拠点を持つと、奈良の平野部の歴史の地層を、毎日の散歩のなかでじわじわ感じることになるんですよね。

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この地に重なるもの

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  • 石見 橿原線
  • 但馬 田原本線