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この場所の物語
谷瀬の吊り橋を渡るとき、足の裏に伝わるあの揺れは、この村の道のりそのものを教えてくれる気がするんですよね。国道168号を縦貫する公共交通は八木新宮特急バスの一本だけで、それが逆に、ここへやってくることの意味をすこし大きくしてくれるんです。
玉置神社の杉巨樹群の下に立つと、修験道の信仰がいまも生きた空気として残っていることに、ふしぎでいいなあ、と思うんです。瀞峡の断崖や笹の滝を歩き、上湯温泉の源泉かけ流しにつかる夕方は、ふだんの暮らしとは別の速さで時間が動いているような感覚があって、それが長くいたい理由になる。
道の駅十津川郷で山菜やゆうべしを手に取ると、林業と川魚養殖で成り立ってきた暮らしの厚みがじんわり伝わってきます。小原の大踊りや武蔵の大踊りは、世界遺産の参詣道と同じ地面の上で、今も村の人たちが続けていることで、それがこの土地の一番の手触りかもしれない。
奈良県十津川村に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 玉置神社社務所及び台所
- 吉野熊野
- 高野龍神
- 十津川とつかわ温泉
- 上湯温泉
- 護摩壇山
- 笠捨山
- 冷水山
- 牛廻山
- 玉置山
文化財
自然公園
温泉
山