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この場所の物語
金剛山の裾に、古墳がある。それも、ひとつふたつではなく、巨勢山古墳群として何百基もが丘のうえにひっそり並んでいるんですよね。條ウル神古墳の家形石棺を前にすると、ここが葛城氏や巨勢氏という古代の大きな力の中心地だったことが、すっと体に入ってくる。
高鴨神社の境内を歩くと、延喜式内社という格の重さよりも、木々のあいだの静けさのほうが先に来る感じがして、そこがいいんですよ。水平社博物館もこの地にあって、歴史の厚みというのが、古代だけでなく近代にまでつながっていることに、ちょっと驚く。
秋になれば御所柿が実る、山を背にした盆地のへり、というのがこの土地の基本の姿で、JR和歌山線や近鉄吉野線でたどり着いた人が、駅を出て少し歩くと、急に時間の層が変わったような感覚になる。自炊しながら長くいるのにも、週末だけ来てみるのにも、この土地は自分のペースで受け取れる、そういうぐあいの場所なんだと思う。
奈良県御所市に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 宮山古墳
- 巨勢寺塔跡
- 巨勢山古墳群
- 條ウル神古墳
- 水泥古墳
- 金剛山
- 高宮廃寺跡
- 安楽寺塔婆
- 高鴨神社本殿
- 中村家住宅(奈良県御所市名柄)
- 金剛生駒紀泉
- 金剛山
- 金剛山南東の頂
- 吉野口
- 吉野口
- 近鉄御所
- 御所
- 玉手
- 葛
- 掖上
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