日本の、ある章
長野県
77の町や村。順位ではなく、ただ並んでいる。まだ、行ってない町がある。
EVENTこの県の、祭りと催し
ONSENこの県の、湯
市区町村この県の、すべての町
まち
青
青木村
夫神岳と子檀嶺岳に背中をぐっと押されるように、村はなだらかに東へ下っていくんですよね。
まち
上
上松町
木曽ヒノキの香りというのは、乾いているのに、どこか湿り気があるんですよね。
まち
朝
朝日村
鉢盛山の裾野に、田畑と住宅がひたひたと寄り添うように広がっている。
まち
阿
阿智村
夜明け前に起き出して朝市広場へ行くと、コンニャクや漬物が並んで、もう売り手がいるんですよね。
まち
安
安曇野市
湧き水が地面のすぐそこにある、という感覚が、この土地のふだんをつくっているんだと思うんですよね。
まち
阿
阿南町
隣り合うのがすべて村、という行政の地図を眺めると、ちょっとおかしくなるくらいふしぎでいいなあと思うんですよね。
まち
飯
飯島町
与田切川の水が、梨畑の根もとをしずかに流れているんですよね。
まち
飯
飯田市
りんご並木の端に、無料の動物園がある、というのがいいんですよね。
まち
飯
飯綱町
リンゴ畑のあいだを抜けてくる風が、なんとも気持ちいいんですよね。
まち
飯
飯山市
雪の重さで、建物の輪郭がすこし変わる。
まち
生
生坂村
イクサカラットというブドウの名前は、なんだかちょっと、この村の自己紹介みたいだなあと思うんです。
まち
池
池田町
データが非常に限られているため、確認できた固有名詞は「北アルプス展望美術館」と「全国池田町サミット」のみです。
まち
伊
伊那市
東に仙丈ヶ岳、西に駒ヶ岳、その両方の稜線が空を縁取る盆地で、ローメンや馬刺しをふだんの食卓に持つ人たちが暮らしているんですよね。
まち
上
上田市
塩田平の空は、どこかひらいている感じがするんですよね。
まち
売
売木村
売木川のほとりに立つと、水の音だけが聞こえて、それ以外はほんとうに静かなんです。
まち
王
王滝村
御嶽山の七合目、田の原天然公園の湿原に立つと、ビジターセンターの向こうに広がる空が、ふだんより少しだけ近いんですよね。
まち
大
大桑村
阿寺ブルーと呼ばれるエメラルドグリーンの水を、はじめて見たとき、ちょっと信じられない気持ちになるんですよね。
まち
大
大鹿村
中央構造線が村の地面を南北に貫いている、というのが、大鹿村という場所をいちばんよく言い表している気がするんですよね。
まち
大
大町市
信濃大町駅を降りると、空気がすこし、ちがうんですよね。
まち
岡
岡谷市
釜口水門のあたりに立つと、諏訪湖から天竜川へ水が押し出されていく、その出発点にいるんだなあ、とちょっとおどろく。
まち
小
小川村
大洞高原の夜に、60センチの反射望遠鏡が空へ向いている。
まち
小
小谷村
雪が、村の形そのものを決めてきた、という感じがするんですよね。
まち
小
小布施町
栗かの子の甘さって、しつこくないんですよね。
まち
麻
麻績村
聖高原駅のホームに降り立つと、篠ノ井線の音が山にすっと吸い込まれて、あとは静かなんですよね。
まち
軽
軽井沢町
旧三笠ホテルの木造の廊下を歩くと、床がすこしきしむんですよ。
まち
川
川上村
奥秩父山塊の稜線が、どこを向いても視界に入ってくるんです。
まち
木
木島平村
面積のほとんどを国有林が占める、という事実だけで、この村のことがすこしわかる気がするんです。
まち
木
木曽町
木曽檜の香りというのは、雨の日にとくによく立ちあがってくるんですよね。
まち
木
木祖村
お六櫛を削る職人の手が、木曽檜の香りをふわっと立ち上げるような村なんです。
まち
北
北相木村
相木川に沿って、集落がほそぼそと続いているんですよね。
まち
小
小海町
苔の森に囲まれた白駒の池の水面は、光の加減でずいぶんと表情を変えるんですよね。
まち
駒
駒ヶ根市
光前寺の庭園に足を踏み入れると、860年という年月が石と苔のあいだに静かに居座っているのを感じるんです。
まち
小
小諸市
旧小諸本陣の太い梁の下に立つと、北国街道の荷の重さが、ふと体に届く気がするんですよね。
まち
栄
栄村
千曲川がここで信濃川という名前に変わる、そのことを知ったとき、この村の奥深さがすこし見えた気がするんですよね。
まち
坂
坂城町
千曲川のそばに立つと、川の向こう岸の崖がずいぶん迫って見えて、柱状節理の地層がそのままむき出しになっているんです。
まち
佐
佐久市
標高700メートルの盆地に、佐久鯉を養うための水が静かに流れているんですよね。
まち
佐
佐久穂町
標高二千メートルを超える高原に、苔の森が静かに広がっているんですよね。
まち
塩
塩尻市
塩尻峠の稜線が、太平洋と日本海の水を分けているんですよね。
まち
信
信濃町
野尻湖の底から、ナウマンゾウの骨が出てくる町なんですよね。
まち
下
下條村
親田辛味大根という名前が、なんかいいんですよね。
まち
下
下諏訪町
中山道と甲州街道がちょうどここで分かれる、という事実を知ると、この町のたたずまいがすこし違って見えてくるんですよね。
まち
須
須坂市
蔵の壁が、秋になるとブドウの色に染まる、というのはすこし言い過ぎかもしれないけれど、巨峰の産地として知られるこの町を歩くと、商家の蔵と畑がほんとうに近い距離で並んでいて、そのぐあいがいいんですよね。
まち
諏
諏訪市
上諏訪駅のホームに足湯があって、電車を待ちながら湯に足をつけられる、というのがこの町の気質をよく表しているんですよね。
まち
喬
喬木村
天竜川の東岸に段丘が重なって、その上に村がある、というぐあいで、喬木村はすこし、空に近いところで暮らしている感じがするんです。
まち
高
高森町
データが非常に限られているため、確認できる固有名詞は「竹ノ内家住宅」と「駅が4件ある」という情報のみです。
まち
高
高山村
白濁した湯が岩の間からわき出て、硫黄の匂いがすこしだけ鼻をくすぐる、そんな七味温泉の朝は、ゆっくりはじまるんですよね。
まち
辰
辰野町
6月の夜、松尾峡の暗がりにゲンジボタルが灯りはじめると、川沿いの空気がすこし変わるんですよね。
まち
立
立科町
砂時計をそのまま地図にしたような町、というのが、立科町の地形を知ったときの最初の感想なんですよね。
まち
筑
筑北村
差切峡の淵に、大滝八潭の水音だけが続いているような静けさがあるんですよね。
まち
千
千曲市
姨捨の棚田に映る月のことを、古い和歌の人たちは「田毎月」と呼んだんですよね。
まち
茅
茅野市
茅野駅のコンコースを抜けると、八ヶ岳の稜線がそのまま視界に飛び込んでくるんですよね。
まち
天
天龍村
V字に切り込んだ渓谷の底を、天竜川がゆっくりと南へ向かっていくんです。
まち
東
東御市
海野宿の石畳は、江戸時代から変わらず北国街道の上に敷かれていて、歩くたびに足の裏に時代の重なりが伝わってくるんです。
まち
豊
豊丘村
段丘の上から見下ろすと、果樹の列がそのまま地形の筋目になっているのがわかるんですよね。
まち
中
中川村
天竜川と小渋川が、段丘の土をしっとりと湿らせながら流れているんですよね。
まち
中
中野市
えのき茸とぶどうとりんごが、同じ土地から出てくるというのが、なんかいいんですよね。
まち
長
長野市
善光寺の宿坊で精進料理をいただいた朝、門前の石畳がほんのすこし濡れていて、その感じがずっと頭に残っているんですよね。
まち
長
長和町
星糞峠、という名前がいいんですよね。
まち
南
南木曽町
ひのきを削る音が、静かな谷あいにすっと消えていく。
まち
根
根羽村
矢作川の水が、三河湾へと向かって流れていく。
まち
野
野沢温泉村
毛無山の斜面を湯気がのぼっていく、そのぐあいを見ていると、ここがずっと昔から湯治の場だったことが、からだでわかる気がするんです。
まち
白
白馬村
代掻きの雪形が山肌に馬の姿を描く頃、白馬村の春はそうやって始まるんですよね。
まち
原
原村
八ヶ岳の西麓に、セロリ畑がひろがっているんですよ。
まち
平
平谷村
国道153号を山側に走っていくと、ふいに標高900mの平坦な土地が開けて、そこに平谷村の暮らしがちいさく集まっているんです。
まち
富
富士見町
八ヶ岳と南アルプスの北端に挟まれた高原に、宮坂醸造の真澄の蔵が静かに建っている。
まち
松
松川町
梨やリンゴの果樹園が、東西に連なる段丘のうえに広がっているんですよね。
まち
松
松川村
高瀬川の水が、わさびの根をひたひたと洗っている。
まち
松
松本市
縄手通りを歩くと、松本民芸家具の店が軒を並べていて、木の手触りをたしかめながら歩くのが、ふだんの散歩になっていくんですよね。
まち
南
南相木村
南相木川の水音が、集落のあちこちで聞こえるんですよね。
まち
南
南牧村
細石刃が、土の中からひとつひとつ出てきたんですよね。
まち
南
南箕輪村
大芝高原の直売所の棚に、大芝高原いちごとアスパラガスと白ネギが並んでいるのを見ると、この村の農業のふところの深さがわかるんですよ。
まち
箕
箕輪町
東に伊那山地、西に中央アルプス、その両岸のあいだに、天竜川の河岸段丘がゆるやかに広がっているんですよね。
まち
宮
宮田村
太田切川の水音が、一日じゅうどこかで聞こえているんですよね。
まち
御
御代田町
浅間山の裾野に、レタスとキャベツの畑がひろがっているんですよね。
まち
泰
泰阜村
飯田線の車窓から見える天竜川の深い谷が、泰阜村への入口なんですよね。
まち
山
山形村
長芋の畑が台地のうえにひろがって、その向こうに鉢盛山がどっしりと座っている、そんな眺めが山形村のふだんの景色なんですよね。
まち
山
山ノ内町
標高四百メートルから二千三百メートルを超えるまで、ひとつの町の中に全部ある、というのがまずふしぎなんですよね。