日本の、ある章
香川県
17の町や村。順位ではなく、ただ並んでいる。まだ、行ってない町がある。
EVENTこの県の、祭りと催し
催し
ひ
9月第2日曜
ひょうげ祭り
刀は里芋の茎、鍔はかぼちゃ。
催し
金
毎年10月9日〜11日(10日夜に御神幸)
金刀比羅宮例大祭
こんぴらさん、と呼ばれてきた。
催し
瀬
3年に一度(春・夏・秋の3会期)
瀬戸内国際芸術祭
過疎の島に、現代アートが来た。
催し
高
例年8月中旬
高松まつり花火大会
瀬戸の海に、花火がひらく。
催し
引
2月下旬〜3月3日
引田ひなまつり
ひな人形が、町ぜんぶに散らばっています。
催し
四
例年4月中旬〜下旬(約2週間)
四国こんぴら歌舞伎大芝居
日本でいちばん古い芝居小屋が、年に一度、本来の使い方をされる。
催し
寒
例年11月上旬〜下旬が見頃
寒霞渓の紅葉
島の真ん中に、削れた谷がある。
ISLANDこの県の、島
島
小
小豆島
港に着くと、素麺の幟や醤油蔵の黒い板壁が目に入ってくるんですよね。
島
豊
豊島
檀山から湧き出る水が、棚田をうるおし、島の暮らしをずっと支えてきたんですよね。
島
広
広島
丸亀港から船で北へ二十一キロ、瀬戸内の海をしばらく進んだ先に、人口十八人の島があるんです。
島
直
直島
突堤の先に黄色い水玉のカボチャが立っていて、その向こうに瀬戸内の海がただ静かに広がっているんですよね。
島
牛
牛島
里浦港に船が着くと、人より先に静けさが迎えにくる。
島
粟
粟島
父母ヶ浜の浅瀬に立つと、空と海の境目があいまいになって、足の裏のあたりがちょっとふしぎな感じになるんですよね。
島
女
女木島
フェリーで二十分の海の上、振り返れば高松港のサンポートが小さくなって、目の前には花崗岩の細長い島が近づいてくるんです。
島
高
高見島
起点を示す古い駅名標と、潮の匂いがまじる構内の空気。
島
佐
佐柳島
石垣の路地を、猫たちがふだんの足どりで歩いていく。
島
男
男木島
急な坂に積まれた石垣のあいだを、細い路地が縫っていく。
島
伊
伊吹島
いりこの香りが、急な坂道のあちこちから漂ってくる。
島
向
向島
直島というところは、瀬戸内海に浮かぶ島々のあつまりで、地中美術館や李禹煥美術館、それから直島新美術館といった、安藤忠雄の半地下の建築が、丘や谷の地形にそっと埋まっているんですよね。
島
本
本島
笠島の路地に入ると、塀と塀のあいだの幅がふっと狭くなって、江戸の頃の歩幅のまま歩いている気がしてくるんです。
ONSENこの県の、湯
市区町村この県の、すべての町
まち
綾
綾川町
讃岐うどんが生まれたとされる土地で、粉をこねる動作そのものが、この町の古い記憶とつながっているんですよね。
まち
宇
宇多津町
塩田のあとに、海がある。
まち
観
観音寺市
伊吹いりこの香りというのは、どこかなつかしくて、でも知らない土地の匂いでもあって、はじめて観音寺に降り立ったとき、そのふしぎな感覚をおぼえるんですよね。
まち
琴
琴平町
石段の燈篭が、参道の両側にずっと続いているんですよね。
まち
坂
坂出市
醤油の香りと、海からの風が、おなじ路地にいるんですよね。
まち
さ
さぬき市
讃岐山脈を背に、志度湾が目の前に開けている、そういう場所なんですよね。
まち
小
小豆島町
醤の郷を歩くと、近代の醤油蔵がいくつも並んでいて、空気のなかにほんのり発酵の気配があるんですよね。
まち
善
善通寺市
象頭山のふもとに、お遍路さんの白い装束がすっと消えていく。
まち
高
高松市
アーケードの屋根が、丸亀町商店街のずっと奥まで続いているんですよね。
まち
多
多度津町
多度津駅のホームに立つと、土讃線と予讃線がここから枝分かれしていくのがわかって、なんだか鉄道の「根っこ」に触れているような気分になるんです。
まち
土
土庄町
幅が人ひとり分ほどしかない海峡が、ふたつの島をそっとつないでいる、そんな場所なんですよね。
まち
直
直島町
地下に埋まった美術館、というのが、この島のことをよく言い当てている気がするんですよね。
まち
東
東かがわ市
手袋の縫い目を数えるような、細かくて丁寧な仕事が、この土地の気質をあらわしているんだと思うんです。
まち
丸
丸亀市
丸亀うちわを一本、手に取ってみると、薄い和紙と細い骨のあいだに、長い手仕事の時間が詰まっているのがわかるんです。
まち
ま
まんのう町
満濃池のほとりに立つと、水面がひどく静かで、風が来るたびにすこしだけ動くんですよね。
まち
三
三木町
讃岐山脈の麓から北へ、丘陵と平野と川がゆるやかに重なるこの町には、高松市へ通じる駅が点在していて、朝の列車にはリュックを背負った学生と、畑仕事へ向かうような人が、ふつうに並んで乗っているんです。
まち
三
三豊市
漂流郵便局の窓口には、届け先のわからない手紙が積まれているんですよね。