image · island × balanced (proxy)
この場所の物語
丸亀港から船で北へ二十一キロ、瀬戸内の海をしばらく進んだ先に、人口十八人の島があるんです。手島という名前で、北は古生代の粘板岩、南は花崗岩系の変成岩でできていて、足元の石の表情が場所ごとにちがう。平家の落人の伝説や、江戸時代に名を馳せた塩飽大工、かつてのタングステン採掘の記憶が、いまはとても静かにそこに残っているんですよね。
畑にはひまわりが咲き、香川本鷹という唐辛子が育てられている。派手な観光地ではないのだけれど、農の手仕事がふだんの暮らしと地続きにあって、その手触りがいいなあと思います。
廃校になった小中学校の校舎が、手島自然教育センターという宿として使われているのもおもしろい。教室の名残のある建物にしばらく寝起きしてみるというのは、ちょっと特別な時間で、何日か机に向かってみたい人にも、暮らしの拠点をいくつも持っている人にも、遠くから海を渡ってきた人にも、それぞれちがう手応えで残るんじゃないかと思うんです。
広島に泊まる
この場所の中身
島の上にあるもの
- 瀬戸内海
- 広島
- 手島
自然公園
離島