image · island × stay (proxy)
この場所の物語
父母ヶ浜の浅瀬に立つと、空と海の境目があいまいになって、足の裏のあたりがちょっとふしぎな感じになるんですよね。日本のウユニ塩湖と呼ばれているそうですが、その呼び名よりも、ここが瀬戸内のいち海岸であることのほうが、ずっと土地の手触りに近い気がします。荘内半島が瀬戸内海にすうっと突き出して、その向こうには粟島や志々島が浮かんでいる。
粟島には漂流郵便局という、宛先のわからない手紙を受け取ってくれる小さな郵便局があるんです。須田港から船で十五分ほどの距離に、こういう場所がふだんの暮らしの延長として在るのは、いいなあと思います。津嶋神社のように、夏のお祭りのときだけ島へ橋がかかる、というのも、すこし、ふしぎでうれしい。
南へ下れば三豊平野の田畑があって、ニューピオーネや高瀬茶、小原紅早生のミカンが育ち、本山寺や弥谷寺といった四国八十八ヶ所の札所が点在しています。道の駅たからだの里さいたには産直も温泉も宿もあって、ここを足場にうどんを食べ、果樹園を眺め、島へ渡る、というふうに過ごせる。海と山と平野が南北につらなっているから、一日の組み立て方が、いくつもあるんです。
粟島に泊まる
この場所の中身
島の上にあるもの
- 瀬戸内海
自然公園