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この場所の物語
手袋の縫い目を数えるような、細かくて丁寧な仕事が、この土地の気質をあらわしているんだと思うんです。東かがわは、国内の手袋生産のほとんどを担ってきた場所で、工場と暮らしが同じ敷地に混じり合ったような、ふだんの景色がいまも残っています。引田の街並みを歩けば、かめびし屋や讃州井筒屋敷といった江戸から明治の建造物が、観光地として飾られるのではなく、生きた場所としてそこにあって、すこし驚くんですよね。
北に播磨灘、南に讃岐山脈、という地形の挟まれかたも、なかなかおもしろい。白鳥温泉から瀬戸内海を眺めながら、ハマチ養殖が1928年にこの安戸池で始まったと知ると、海と人の関係がずっと続いてきたことが、じんわり伝わってきます。鹿浦越のランプロファイヤ岩脈は、白い花崗岩に黒い岩脈が走る国指定の天然記念物で、地球がつくった模様をそのまま見せてくれる場所です。
高松と徳島のちょうど中間という位置は、どちらにも出やすいということで、拠点としてはとても使い勝手がいいんです。引田ひなまつりや風の港まつりのような祭事が年間を通じてあって、地域のリズムに乗りやすい。與田寺の宝物館に立ち寄ったり、とらまる公園で人形劇を見たりと、日常のなかにちょっとした寄り道がある、そういうぐあいの町なんですよ。
香川県東かがわ市に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 引田城跡
- 絹島および丸亀島
- 鹿浦越のランプロファイヤ岩脈
- 瀬戸内海
- 三本松
- 引田
- 讃岐白鳥
- 丹生
- 讃岐相生
文化財
自然公園
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