日本の、ある章
大阪府
43の町や村。順位ではなく、ただ並んでいる。まだ、行ってない町がある。
EVENTこの県の、祭りと催し
ONSENこの県の、湯
市区町村この県の、すべての町
まち
池
池田市
呉春の酒蔵が昔からこの土地にあって、池田炭で火を熾した台所のにおいが、どこか路地の奥に残っているような気がする池田は、阪急電鉄の創業の地でもあるんですよね。
まち
泉
泉大津市
毛布を織る機械の音が、どこかの工場から低くひびいてくるような町なんですよね。
まち
泉
泉佐野市
佐野漁港の青空市場で、イワシやカレイが並ぶ朝は、港町としての日常がそのまま顔を出しているんですよね。
まち
和
和泉市
とんぼ玉を光にかざすと、小さな宇宙みたいに見えるんですよね。
まち
茨
茨木市
安威川のそばを歩くと、北の山がちな地形から南の市街地へと、土地のつくりがそのまま目に見えるかたちで続いているんですよね。
まち
大
大阪狭山市
狭山池の堤の上に立つと、水面がとても静かで、その向こうに住宅地の屋根がならんでいるのが、なんだかふしぎな組み合わせなんですよね。
まち
大
大阪市
御堂筋の銀杏並木を歩いていると、この街が「商いの都」として長い年月をかけて積み上げてきたものの厚みを、足の裏でじんわりと感じるんですよね。
まち
貝
貝塚市
つげ櫛を削る音が、どこかから聞こえてきそうな町なんです。
まち
柏
柏原市
ぶどう畑の丘を越えると、高井田横穴の石の静けさが待っている、そういう場所なんですよね、柏原というのは。
まち
交
交野市
天野川のほとりに、七夕の織姫を祀る機物神社がある、というだけで、この土地がただの郊外じゃないことがわかるんですよね。
まち
門
門真市
蓮根とくわいが、この土地の水の記憶をいまも伝えているんですよね。
まち
河
河南町
葛城山の西麓からゆるやかに広がる河南台地は、歩いていると、ふとした丘の起伏のなかに古墳がまじっていて、ちょっとおどろくんですよね。
まち
河
河内長野市
爪楊枝とすだれ、という組み合わせがいいんですよね。
まち
岸
岸和田市
だんじりの曳き綱を握ったことがある人とない人とで、岸和田の見え方はだいぶちがうんだと思うんですよね。
まち
熊
熊取町
煉瓦館の壁に手を当てると、1928年の綿布工場がそのまま残っていて、ちょっとおどろくんですよね。
まち
堺
堺市
刃物を打つ音と、線香の煙が、同じ通りの空気に混じっているような町なんですよね。
まち
四
四條畷市
生駒山地の西の裾に、古い社と新しい商業施設が、ごく自然に並んでいるんですよね。
まち
島
島本町
山崎地峡というせまい土地に、東海道本線と阪急京都本線と新幹線が重なって走っているんですよね。
まち
吹
吹田市
太陽の塔が、青空の下にどんと立っている。
まち
摂
摂津市
新幹線が車両基地に帰ってくる音を、ふだんの暮らしのBGMとして聞いている街って、そんなにないと思うんです。
まち
泉
泉南市
梅の木が斜面をおおう金熊寺梅林のそばを歩くと、かたわらに海会寺跡の静けさがあって、この土地の時間軸の重なりかたが、すこし、ふしぎだなあと思うんですよ。
まち
太
太子町
叡福寺の石畳を踏むと、その下にどれだけの時間が積み重なっているか、すこし考えてしまうんですよね。
まち
高
高石市
松林の向こうに石油プラントの塔が立っている、というのが、この町のいちばん正直な姿なんですよね。
まち
高
高槻市
新快速が止まる駅を降りると、すぐそこにセンター街の商店が並んでいて、でも少し北へ向かえば、ポンポン山の裾野まで農地と山林がつながっているんですよね。
まち
田
田尻町
日曜の朝、田尻漁港に並ぶ水産物を見ていると、沖合に空港の建物がぼんやり浮かんでいるんですよね。
まち
忠
忠岡町
忠岡駅の駅舎に、豆腐菓子専門店が入っているんですよ。
まち
大
大東市
東高野街道の道筋が、いまも住道や野崎の町並みにうっすら残っているんですよね。
まち
千
千早赤阪村
棚田の段々が、霞んだ山の裾まで続いているんですよね。
まち
豊
豊中市
服部緑地の木立のなかに、江戸時代の民家がそのまま建っているんですよね。
まち
豊
豊能町
北摂山系の木々のあいだに、池田炭を焼いてきた土地の記憶がひっそりと残っているんですよね。
まち
富
富田林市
旧杉山家住宅の格子戸のまえに立つと、江戸時代初期の木の色と、ふだんの午後の光が、おなじ場所にある、ということに気づくんですよ。
まち
寝
寝屋川市
駅のホームを、樹齢700年の楠がそのまま貫いている。
まち
能
能勢町
野間の大ケヤキは、樹齢千年を超えながらも、ふだんの道沿いにぽつんと立っているんですよね。
まち
羽
羽曳野市
古市古墳群の盛り土が、住宅地のそばに、ほんとうに普通に、ある。
まち
阪
阪南市
下荘漁港で揚がるイワシやカレイが、そのまま食卓に乗るような近さで、海と暮らしがつながっているんですよね。
まち
東
東大阪市
花園ラグビー場のスタンドに座ると、グラウンドの向こうに生駒山系の稜線がうっすら見えるんですよね。
まち
枚
枚方市
京阪の電車が枚方市駅に滑り込むとき、ホームの向こうにビオルネの看板と古い商店街の軒先が、ちょうど重なるように見えるんですよね。
まち
藤
藤井寺市
古墳と古墳のあいだを、ふだんの買い物道が通っている。
まち
松
松原市
道が、重なっているんですよね、この場所は。
まち
岬
岬町
瓦を焼く土地は、海にも面しているんですよね。
まち
箕
箕面市
もみじの天ぷらを売る店が、箕面駅の近くに並んでいるんですよね。
まち
守
守口市
守口大根というのは、細くて長い大根なんですよね。
まち
八
八尾市
歯ブラシを毎日使いながら、それがどこで作られているかを知る人は少ないんですよね。