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この場所の物語
瓦を焼く土地は、海にも面しているんですよね。谷川瓦の産地として知られる岬町は、和泉山脈の裾から大阪湾へとなだらかに落ちていて、そのあいだに古墳と漁港と砂浜がひっそりと並んでいる。
長松の砂浜は、大阪府内でふだんの姿のまま残っている海岸で、波の音と砂の手触りがすこし古い時代のままなんです。淡輪漁港のそばを歩いていると、深日港がかつて淡路島への航路の発着地だったことが、港の佇まいからうっすら伝わってくる。
西陵古墳や淡輪ニサンザイ古墳が、住宅地のすぐそばに前方後円墳のかたちでそのまま残っているのは、ここで暮らすとじわじわといいなあと感じるところで、5世紀の土盛りが、散歩コースになっているんです。飯盛山の山頂からは大阪湾と関西空港と淡路島が一望できて、南海本線で都市部からひと続きにつながっているのに、この静けさがあるのがふしぎでいいなあと思う。
瓦と砂岩と海と古墳。素材の種類がちがうのに、どれもこの土地の地面から出てきたものなんですよね。
大阪府岬町に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 西陵古墳 第一、第二古墳
- 船守神社本殿
- 瀬戸内海
- 俎石山
- みさき公園
- 淡輪
- 深日港
- 多奈川
- 深日町
- 孝子
- みさき公園
- 淡輪
文化財
自然公園
山
駅
漁港・港