魚介の料理
滋賀県 大津市
ビワマスの刺身
さちとあじ · FOOD & DRINK
湖にしかいない鱒を生で食べる。脂がのって、身は薄い紅色になる。
この場所の物語
琵琶湖にしかいない鱒なんですよ。いちばん近い仲間は、川で生まれて海へ下り、また戻ってくる魚です。この鱒だけが、湖に取り残されました。山に囲まれた淡水の中だけで、卵から死ぬまでを終えます。滋賀県の大津と高島で、昔から食べられてきました。
大雨の日に群れて川をのぼるので、地元ではアメノウオと呼ばれています。孵ってから3年か4年たった秋、生まれた川へ帰っていきます。10月と11月のあいだは獲りません。食べごろは初夏で、6月から7月の身は脂がよくのって、切ると薄い紅色をしているんですよね。
湖の魚は虫がいて生では食べにくいものが多いのですが、この魚はそれが少なく、刺身で出てきます。焼いても、燻しても、煮付けにしてもいい。2025年に、あらためて別の種として記載されました。魚のほうは何も変わっていません。同じ水を泳いだまま、名前の置かれる場所だけが動いたことになります。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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