肉料理
滋賀県 近江八幡市
近江牛
さちとあじ · FOOD & DRINK
肥育の歴史が長い和牛をすき焼きや網焼きで出す。旧城下の通りに専門の店がある。
この場所の物語
薬の名で残った肉が、駅の名で世に出ました。江戸のころ、肉を食べることは表向き禁じられていたそうです。それでも彦根藩には、なぜか牛肉がありました。武具や馬具に使う牛の皮を、この藩が作っていたからです。1687年、花木伝右衛門という人が、明の本草綱目を参考にして、牛肉の味噌漬けを考えます。
その名は、反本丸といいました。薬ということにして、流通させたわけです。寒のうち、1月の上旬から節分までのひと月で作った記録が残っています。1781年には、この味噌漬けを将軍家斉に献じているんですよ。食べるためではなく、身体のためということになっていました。
明治になって、この土地にも鉄道が通ります。1888年、八幡の駅から牛を送りはじめました。それまでは神戸の港を経ていたので、すべて神戸の牛として扱われていたそうです。陸で直に送るようになって、はじめて近江牛の名が使われます。旧城下の通りには、すき焼きや網焼きの専門の店があります。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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