祭事
岐阜県各務原市那加門前町周辺 新境川堤
新境川堤の百十郎桜
Hyakujuro Cherry Avenue
祭事 · Festival
この場所の物語
桜に、人の名前がそのままくっついています。百十郎桜という名は地元出身の歌舞伎役者、市川百十郎から来ていて、境川放水路が完成したのを記念して、この人が桜を寄贈したんだそうです。新境川の堤に1000本を超える桜が4キロほど続いていて、見頃は例年3月の下旬から4月の上旬になります。
放水路というのは、水があふれないようにわざわざ掘った川のことです。その工事が終わったときに、役者のほうが桜を贈ったというわけです。新潟の大河津分水でも工事をたたえて桜が植えられていて、水を制する仕事の終わりに木を植えるという同じ形が、別の県で別の人によって行われているんですよ。
堤の上を歩いていくと、片側に川があって、もう片側には町があります。どちらも乾いたままでいられるのは、足の下にあるこの土のおかげなんですよね。役者の名前のほうが残っているのは、たぶん土のことは花ほど覚えられないからだと思います。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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