揚げ物
愛知県 名古屋市
手羽先の唐揚げ
さちとあじ · FOOD & DRINK
下味を付けずに揚げた手羽にたれを塗り、胡椒と胡麻を振る。二度揚げする店が多い。
この場所の物語
仕入れの失敗から、この品が生まれました。1963年、大坪健庫という人が、名古屋の熱田で風来坊という店を開きます。ある日、仕入れの手違いが起きたそうです。ターザン焼という品に使うひな鶏が、入らなくなってしまいました。困って業者の倉庫を見ていたら、そこに手羽先があったんですよ。
これにターザン焼のたれを付けたらどうか、と考えて作ってみました。それが、思いのほか当たったのだそうです。揚げ方のほうは、二段になっているんですよ。まず160度の油で素揚げして、一度上げてから、190度でもう一度揚げるんですよ。外はからりとして、中のほうは柔らかくなります。
たれは、味醂と醤油とにんにくのスライスに、3種の調味料を合わせたものです。それを、ひと月ほど寝かせて使うのだそうです。揚がったところへ刷毛で塗って、胡椒と胡麻を振っていきます。店では、左右の羽を分けて出してくれます。身のほうを上にして、扇のように並べてくるんですよ。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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