軽食
愛知県 名古屋市
小倉トーストと喫茶のモーニング
さちとあじ · FOOD & DRINK
厚い食パンに餡と発酵バターを載せる。朝は飲み物を頼むと軽食が付く店が多い。
この場所の物語
注文していないものが載ってくる町なんですよ。厚く切った食パンを焼いて、たっぷりバターを塗ります。その上に、粒の残った餡をたっぷり載せるんですよ。バターの塩気と、餡の甘さが、熱いパンの上で一緒になります。始まりは大正の終わりごろ、名古屋の栄にあった喫茶店だと伝わります。
学生が、ぜんざいにトーストを浸して食べていたそうです。それを見た女の店主が、はじめから載せてしまえばいいと考えました。この土地には、もう1つ、モーニングという習わしがあります。朝、飲みものを1つ頼むと、パンや卵が付いてくるんですよ。発祥のほうは、一宮だとされています。
1950年代、一宮は機織りで景気がよく、工場は音がうるさかったそうです。だから機屋は、商談を喫茶店でするようになりました。1日に何度も来る客に、店の主人が朝、コーヒーへゆで卵とピーナッツを付けます。それが、この習わしの始まりなのだそうです。餡も、卵も、頼んでいないのに出てきます。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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