麺
愛知県 名古屋市
あんかけスパゲッティ
さちとあじ · FOOD & DRINK
太い麺を炒め、胡椒の効いたとろみのあるソースをかける。具は揚げ物か野菜。
この場所の物語
麺の太さは、2.2ミリと決まっているんですよ。茹でておいたものを、焼きそばのように油で炒めます。愛知県の名古屋で生まれた麺で、考えたのは国際ホテルで洋食を作っていた横井博という人でした。1959年ごろ、この土地に西洋の麺を根づかせたいと考えて、デミグラスと肉のソースを組み合わせる工夫を始めます。
2年ほどかけて形になり、61年に東区の店で出しました。63年には、中区へ自分の店を開いています。ソースの割合は、トマト以外の野菜が七、トマトが二、肉が一。2日かけて30分ごとに混ぜながら煮て、さらに1週間ほど寝かせます。辛みは、細かく挽いた黒胡椒だけで付けるんですよね。
野菜をのせたのがカントリー、肉をのせたのがミラネーゼ、そして両方がミラカン。ミラカンという名は、両方を一皿に、という客の求めから生まれました。決めごとの多い料理なのに、いちばん有名な品の名前だけが、客の側から来ているわけです。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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