商いの場
愛知県 名古屋市中区錦二丁目
長者町繊維街
Chojamachi Textile Quarter
まちとなりわい · TOWNS & TRADES
繊維問屋のビルが並ぶ区画で、問屋に加えアートイベントや飲食店の出店に使われる。
この場所の物語
問屋のビルが、いま2つの使われかたを同時に引き受けているんですよ。長者町は繊維問屋のビルが並ぶ栄と伏見のあいだの区画で、反物や生地を扱う問屋がいまも現役でその階に入っています。問屋が手放した階のほうには、アートの催しや飲食の店があとから少しずつ入ってきました。
同じ建物のなかで、2つの時間が重なっているような具合になるんですよね。問屋の仕事は表からほとんど見えないので昼は静かで、通りを歩いているだけだとただのオフィス街としか思えません。ところが荷を運び出す時間になると台車と段ボールが出てきて、そこでようやくこの街の本業のほうが急に前へ立ちます。
オフィスと住居が混じるので、夜と休日は人がすっと引いていきます。にぎやかさを期待して来るとたぶん拍子抜けする街で、店構えでたのしませる通りではないことも先に言っておきたい。繊維の問屋が集まって100年ほどになりビルはどれも同じ時期の似た形なので、空いた階の使い回しがよく利き、問屋が残っていたからあとから来た店が安く入れたことになります。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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