産地の仕事
岐阜県 関市南春日町ほか
関 刃物の産地
Seki Blade Forges and Museums
まちとなりわい · TOWNS & TRADES
刀鍛冶から続く刃物の工場とミュージアムがあり、鍛錬の実演や研ぎ体験ができる。
この場所の物語
月に1度だけ古式のやり方で日本刀を打つところが公開される、というのが関の名物になっているんですよね。関市は800年以上続く刃物の産地で、鎌倉時代に刀匠の元重が移り住み、鍛冶の技を広めたそうです。いまは刀ではなく包丁と工業用の刃物が主で、伝承館や刃物のミュージアムが市内にいくつもあるんですよ。
包丁の研ぎや刃物づくりを、自分で試せる体験も用意されています。ゾーリンゲンやシェフィールドと並べて語られてきた土地で、岐阜市までは車で40分ほど、そう遠くはありません。刃物と自動車部品の両方に勤め先があるので、働き口の幅は広いほうなんですよ。
刀の技術がそのまま包丁になった、というわけではありません。鋼を鍛えて焼きを入れるという扱いの部分が移ったので、刃物は切れることより切れ続けることが難しい道具になります。そのために鋼の硬さと粘りを両立させる必要があって、800年ぶんの工夫はほとんどその1点に注がれたのだと思います。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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