商いの場
東京都 武蔵野市吉祥寺本町
吉祥寺 ハモニカ横丁
Kichijoji Harmonica Yokocho
まちとなりわい · TOWNS & TRADES
駅北口の一画に一坪ほどの店が百軒近く連なり、昼は総菜、夜は飲み屋に変わる。
この場所の物語
1坪ほどの小さな店が、狭い通路を挟んでおよそ100軒ならぶ一画。ハモニカ横丁は吉祥寺駅の北口を出てすぐのところにあって、昼のあいだは総菜や乾物を売る店が通路に向かって開いています。夕方になると同じ区画がだんだん飲み屋に変わっていくので、昼と夜とではまったく別の街に見えることになるんですよ。
通路の幅は、人がすれ違うのがやっとという狭さなんですよね。誰かが立ち止まるとそのうしろの流れがきちんと止まるのに、広げようとした形跡は、この横丁のどこにも見当たらないんですよ。中央線と井の頭線が使えて公園も商業施設も揃っている暮らしやすい町なので、そのぶん家賃は高めに出るようです。
1坪でも商売が成り立つように区画を割ったことが、この密度をつくりました。ハモニカという名前は店が横に並ぶ姿から来ているそうで、ハーモニカの吹き口に似ているという、見たままの説明なんですよ。戦後の闇市から続いている食品の店もこの並びに残っていて、あとから入った飲み屋は通路の幅を1度も変えていません。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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