麺
神奈川県 横浜市
サンマーメン
さちとあじ · FOOD & DRINK
とろみを付けたもやしと肉の餡を醤油の麺にかける。町の中華料理店の定番になった。
この場所の物語
秋刀魚は、1尾も入っていません。漢字では生馬麺と書くのだそうです。生は新鮮でしゃきしゃきしていること、馬は上に載せることを指します。もやしと肉を手早く炒めて、とろみを付けていきます。それを、醤油の麺の上からかけるんですよ。
始まりは横浜の中華の店の賄いだったと言われています。1930年に料理長が考えたという店もあります。いっぽうで、1918年からある店で先代が考えたという話もあるそうです。どちらとも、いまだに決まっていません。決まっているのは、もやしが要るということだけになります。
餡がとろみで熱を抱え込むので、載せたもやしが最後までしゃきしゃきしています。汁に浮かべただけでは、こうはならないんですよ。安くて歯ざわりのいいものを、いちばんいい時間のまま卓へ運びます。名前も出どころも揺れているのに、その一点だけが動きません。町の中華料理店の定番として、いまも続いています。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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