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宮古島・パーントゥ
全身に泥を塗った神が、現れる。 沖縄・宮古島。島尻と野原の集落で、年に一度だけ起こること。 神聖な井戸の泥を全身に塗り、仮面をつけた者が村を歩く。それがパーントゥだ。出会った人…
全身に泥を塗った神が、現れる。
沖縄・宮古島。島尻と野原の集落で、年に一度だけ起こること。
神聖な井戸の泥を全身に塗り、仮面をつけた者が村を歩く。それがパーントゥだ。出会った人に、泥を塗る。子どもも、老人も、赤ちゃんも、観光客も。逃げようとしても、追いかけてくる。
塗られると、厄が払われる。それが信仰だ。
日程は、直前まで公表されない。神の来る日を、外部が管理することはできない。当日になって、初めてわかる。
スケジュールを組んで来る祭りではない。
たまたまいた人だけが、出会える神事だ。
ユネスコの無形文化遺産。でも、登録される前から、ずっとここにあった。
宮古島には、まだ説明できないものがある。
琉球石灰岩が地面の下に雨水をそのまま吸い込んでいく島で、地表には川がほとんど見当たらないんですよね。宮古島という場所は、そのふしぎな地形のせいか、ふだんの暮らしのなかにも「見えないものに頼っている」という感覚がすこしあって、それがこの島の気質に似ている気がします。
宮古そばを食べながら、宮古伝統工芸研究センターで島の手仕事を眺めていると、農業と観光業と酒造業がごく自然に隣り合っているのがわかります。パーントゥという祭りも、サトウキビ畑も、池間大橋を渡る風も、どれも「観光のために整えられた顔」じゃなくて、島がふつうに続けてきたことなんだなあ、と思うんです。
下地島空港と宮古空港、ふたつの空港がある島というのも、なんだかおおらかでいいんですよ。来間大橋や伊良部大橋で複数の島がつながっているから、滞在しながら少しずつ場所を変えていくこともできて、「ここにいる」という感覚と「どこかへ行ける」という感覚が、ちょうどよく同居しています。ドイツ商船の遭難と救助に由来する博愛記念碑が今も残っているというのも、遠い海の上の出来事が島の記憶になっていく、この土地ならではのおおきさを感じさせます。
沖縄県宮古島市に泊まる
島の上にあるもの
- 大和井
- 下地島の通り池
- 八重干瀬
- 東平安名崎
- 豊見親墓(沖縄県平良市字西仲宗根)
- 豊見親墓(沖縄県平良市字西仲宗根)
- 豊見親墓(沖縄県平良市字西仲宗根)
- 旧仲宗根氏庭園
- 宮古島温泉
- 下地島空港
- 宮古空港
- 池間
- 荷川取
- 久松
- 佐和田
- 佐良浜
- 保良
- 博愛
- 大神
- 島尻
- 棚根
- 浦底
- 高野