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この場所の物語
石灰岩の台地のうえに、川のない島がひろがっているんですよね。雨はぜんぶ地下へしみこんで、地下水になって、人の暮らしを支えてきた。宮古島の海が「宮古ブルー」と呼ばれるのも、削れた土が川を流れてこないからなのかなあ、と地形図を眺めながら思うんです。
平良港からは多良間島へ、島尻漁港からは大神島へと、ちいさな船が日々動いている。伊良部大橋や池間大橋を渡って島から島へ移っていけるぐあいは、ふだんの買いものや散歩の延長にちょっとふしぎな広がりをくれます。宮古空港があるおかげで、那覇や石垣ともふつうに行き来できるのも、ながく過ごす人にはありがたいところ。
宮古島総合博物館でピンザアブ洞人や人頭税の話に触れると、この平らな島が思いのほか深い時間を抱えていることが分かる。うえのドイツ文化村のような場所もあって、ハブのいない独特の生きものの世界とあわせて、すこし不思議な手触りが残るんです。
宮古島に泊まる
この場所の中身
島の上にあるもの
- 宮古島
離島