一次産業/商いの場
奈良県 宇陀市 松山
宇陀 松山
Uda Matsuyama Medicine Merchants
まちとなりわい · TOWNS & TRADES
薬問屋が並んだ商家町。虫籠窓と格子の町家が続き、薬の店構えや造り酒屋が通りに残る。
この場所の物語
薬を商った店の構えが、いまも通りに残っています。宇陀の松山は薬問屋が軒を連ねていた商家町で、虫籠窓と格子を持つ町家がいまも街道沿いに続いているんですよ。薬の材料になる草がこの一帯で採れたそうで、採る人と商いにする人が同じ地域のなかにいたことになります。
薬を扱った店には、看板がそのまま残っているんですよね。小さな引き出しの並んだ棚もいくつか残っていて、扱った品の細かさが店の構えのほうに出ています。2006年の7月に重要伝統的建造物群保存地区へ選ばれていて、造り酒屋もいまの店として通りに面して残ります。
榛原駅までは車で15分ほど、大阪へは近鉄で1時間半です。標高が高いので冬の冷え込みはなまやさしくありませんし、薬というのは量が少なくて値の張る商品なんですよ。軽いものを高い値で売るので遠くまで運んでも損せず、山あいの町でありながら狭い範囲だけを相手にしませんでした。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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