麺
奈良県 桜井市
三輪そうめん
さちとあじ · FOOD & DRINK
手延べの細い乾麺を冷やして食べ、冬は煮麺にする。神社の門前に店が続く。
この場所の物語
細く延ばすほど上等とされる麺が、切れないことを値打ちにしています。大神神社の祭神は、素麺づくりの守り神とされているんですよ。神の告げを受けた者が、三輪の地で小麦を作り、素麺を初めて作った。そういう話が伝わってきた土地なんですよ。大神神社の門前の通りには、いまも素麺屋が軒を連ねています。
作るのは、1年でいちばん寒い時期なんですよ。小麦粉を練って、手で細く延ばして、寒風のなかで干していきます。寒くて乾いた空気でないと、細くしたときに切れてしまうんですよ。だから冬に作って、夏に食べることになります。細さによって、等級が分かれています。
いちばん細いものは神杉と呼ばれ、ふつうのものは誉という名前です。等級の名前のほうにも、神社がしっかり入っています。腰が強くて、長く煮ても崩れないのが、この麺の値打ちです。夏は冷やして、冬は煮麺にして食べます。矛盾しているようで、していないんですよね。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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