1件の予定
島根・邑南町 農林業体験
島根の山奥の町が、食でブランドを作った。 島根・邑南町。中国山地の過疎の町。人口は1万人を切っている。 ここに「耕すシェフ」という取り組みがある。農業と料理をつなぐシェフを育て…
島根の山奥の町が、食でブランドを作った。
島根・邑南町。中国山地の過疎の町。人口は1万人を切っている。
ここに「耕すシェフ」という取り組みがある。農業と料理をつなぐシェフを育て、移住を促す。都市のレストランで働いていたシェフが、ここで農業を学び、地域の食を作る。
農林業体験プログラムでは、その邑南の食を作る現場に入れる。畑で働く。森で働く。地元の料理人と話す。
人が減る町が、人を呼ぶ町になろうとしている。
その取り組みの真剣さが、邑南の魅力だ。
移住先として邑南を考えていなくても、来る価値がある。
日本の農村が今、何を試みているかを知ることができる。
食が変わると、町が変わる。
邑南は、その仮説を実証中だ。
江の川の流れに沿って、冠山や阿佐山がぐるりと取り囲む、そういう場所なんですよね。鉄道が2018年に廃線になって、いまは高速バスや浜田自動車道が外とつながる糸になっている。それでもここに暮らすことを選ぶ人たちが、ちゃんといる。
夏になると、ほたるまつりや鹿子原の虫送り踊りが、山あいのふだんの暮らしのなかにすっと現れる。石見神楽は特産品として記されているけれど、それよりも、こういう祭事が途切れずに続いてきたという事実のほうが、この土地の手触りをよく伝えている気がする。久喜銀山遺跡や断魚溪を歩いてみると、山と人とが長いあいだ、どんなぐあいでつきあってきたかが、すこしだけわかるんですよ。
豪雪地帯だから、冬はそれなりの覚悟がいる。でもその分、雪のない季節の千丈溪の水の音とか、西中国山地の稜線とか、そういうものがとても静かに、くっきりと目に入ってくる。ここでPCを開いて仕事をする一日も、祭りの夜に神楽の音を聞く一日も、同じ山あいの時間のなかにある、というのがいいなあと思う。
島根県邑南町に泊まる
この地に重なるもの
- 久喜銀山遺跡
- 千丈溪
- 断魚溪
- 西中国山地
- 阿佐山
- 冠山