2件の予定
御柱祭
巨木に、人が乗る。そして、坂を落ちる。 諏訪大社の御柱祭。六年に一度だけ。 樹齢百数十年、重さ十数トンのモミの大木を、山から伐り出す。機械は使わない。人の力だけで、里へ曳く。社の四…
巨木に、人が乗る。そして、坂を落ちる。
諏訪大社の御柱祭。六年に一度だけ。
樹齢百数十年、重さ十数トンのモミの大木を、山から伐り出す。機械は使わない。人の力だけで、里へ曳く。社の四隅に、建てる。
起源は平安、千二百年以上前という。なぜ始まったのか。その理由は、いまもわからない。
最大の見せ場は「木落し」。最大斜度三十五度の急坂を、巨木にまたがった男たちが、一気に滑り落ちる。
振り落とされる者がいる。命を落とす者も、いる。
それでも、乗る。
柱を建て替えることは、神の力を新しくすること。古い柱を倒し、新しい木を立てる。人もまた、そのたびに更新される。
六年後、また山が動く。
長野県無形民俗文化財。
諏訪湖祭湖上花火大会
湖が、花火を二倍にする。 昭和二十四年、戦後の復興を願って始まった。約四万発。打ち上げ数は全国でも屈指。取りかこむのは、山々と、鏡のような諏訪湖。 音が、山にこだまする。湖面が…
湖が、花火を二倍にする。
昭和二十四年、戦後の復興を願って始まった。約四万発。打ち上げ数は全国でも屈指。取りかこむのは、山々と、鏡のような諏訪湖。
音が、山にこだまする。湖面が、光をうつす。盆地という地形が、花火を増幅させる。空に一発、水に一発。
ナイアガラ。レインボースターマイン。湖の上に、光のカーテンがかかる。
お盆の夜、五十万人がこの水辺に集まる。のぼる光と、しずむ光を、いっしょに見るために。
上諏訪駅のホームに足湯があって、電車を待ちながら湯に足をつけられる、というのがこの町の気質をよく表しているんですよね。精密機械を作る手と、諏訪湖の水面を眺める目が、ふだんの暮らしのなかで同居している。
国道20号沿いに伊東酒造や宮坂醸造など諏訪五蔵が並んでいて、歩いて蔵をめぐりながら真澄や麗人を飲み比べる、そういう午後の使い方ができる町です。霧ヶ峰高原まで足を伸ばせば、標高1400メートルの台地がひらけていて、PCを閉じた日の散歩先として、ちょうどいいぐあいに遠い。
全国に約25,000社ある諏訪神社の総本社、諏訪大社上社本宮が町のなかにあって、6年ごとの御柱祭という祭事がこの土地の骨格になっているんです。江戸時代から湯治場として栄えた上諏訪温泉と、宿場町・城下町の記憶と、戦後の精密工業の歴史が、諏訪湖のほとりに重なるように積まれている。訪れた人が「なぜこんなに層が厚いんだろう」とすこし戸惑うくらい、いろんな時代がひとつの盆地に詰まっているんだなあ。
長野県諏訪市に泊まる
この地に重なるもの
- 霧ヶ峰湿原植物群落
- 諏訪大社上社本宮
- 諏訪大社上社本宮
- 諏訪大社上社本宮
- 諏訪大社上社本宮
- 諏訪大社上社本宮
- 諏訪大社上社本宮
- 諏訪大社上社本宮
- 諏訪大社上社本宮
- 諏訪大社上社本宮
- 諏訪大社上社本宮
- 諏訪大社上社本宮
- 諏訪大社上社本宮
- 諏訪大社上社本宮
- 諏訪大社上社本宮
- 諏訪大社上社本宮
- 諏訪大社上社本宮
- 片倉館
- 片倉館
- 片倉館
- 八ケ岳中信高原
- 上諏訪温泉
- 霧ヶ峰
- 上諏訪