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奄美大島 シマ唄×自然滞在
シマ唄が、夜の集落に流れる。 鹿児島・奄美大島。沖縄でも本土でもない、奄美独自の文化圏。ユネスコ世界自然遺産の森と、シマ唄という音楽が共存する島。 シマ唄は、奄美の島唄だ。沖縄…
シマ唄が、夜の集落に流れる。
鹿児島・奄美大島。沖縄でも本土でもない、奄美独自の文化圏。ユネスコ世界自然遺産の森と、シマ唄という音楽が共存する島。
シマ唄は、奄美の島唄だ。沖縄の三線とは違う弦楽器を使い、独特のコブシで歌う。夜の集落で、即興で歌い合う。その場の音楽だ。
マングローブの森がある。固有種が多い森がある。アマミノクロウサギが夜に現れる。昼は森で、夜はシマ唄。
奄美の時間は、独特だ。
本土でも沖縄でもない、第三の何かがある。
移住者が増えている。その理由は、来ればわかる。
奄美の夜に、一度だけ出会ってほしいものがある。
シマ唄の声が、そこにある。
大島紬の糸を手繰るように、この島の時間はすこし独特のかたちをしているんです。琉球の統治、薩摩藩の支配、米軍の占領、そして1953年の本土復帰と、幾重にも重なった歴史が、奄美市の日常の底にそっと沈んでいて、ふだんの暮らしの中にそれを感じる瞬間がある。
奄美パークの田中一村記念美術館で絵を見て、鹿児島県立奄美図書館で島尾敏雄記念室に立ち寄って、夕方に大浜海浜公園へ出る、という一日の動線が、ここではごくふつうに成り立つんですよね。黒糖焼酎を一杯傾けながら、ICTプラザかさりで仕事の続きをする、という組み合わせも、この島ではちゃんと絵になる。情報通信産業の育成拠点が奄美空港のそばにあって、多拠点で動く人の受け皿がすでに用意されているのが、いいなあと思う。
2021年に世界自然遺産に登録された奄美大島の森には、アマミノクロウサギをはじめとする希少な生きものが今もいて、奄美大島世界遺産センターで無料でその話を聞けるのも、この土地のおおらかさを感じさせる。大熊や宇宿の漁港に朝の光が差すころ、島の暮らしはもう動き出していて、訪れた人はその端っこに、そっと混ぜてもらえるんです。
鹿児島県奄美市に泊まる
この地に重なるもの
- 宇宿貝塚
- 泉家住宅(鹿児島県大島郡笠利町)
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