菓子
群馬県 前橋市
焼きまんじゅう
さちとあじ · FOOD & DRINK
餡の入らない蒸しまんじゅうを串に刺し、味噌だれを塗って炭火で焦がして出す。
この場所の物語
甘さのほうは、あとから来たのだそうです。このまんじゅうには、餡が入っていません。蒸した酒饅頭を4つ串に刺して、甘辛い味噌だれを塗ります。それを、炭でこんがり焼いていくんですよ。表面がほどよく焦げて、たれがぷつぷつ泡立ってくるんですよ。
手で持つと、串のほうまで熱くなっています。もとは農村の家で作っていた、餡の入らない酒饅頭だそうです。前橋の店が1857年に、味噌をつけて売り出したのが始まりだと言われます。初代の名も、いまに残っているんですよ。150年を超えて、いまも変わらない同じ形で売られています。
はじめのころは、味噌だけをつけた味だったそうです。砂糖が、たいへん高かったからです。明治になって黒蜜が出回るようになり、いまの甘辛いたれになりました。養蚕と織物の土地で、商いをする人のあいだに広まったと言われます。市や花見や夏祭りの屋台には、たいてい出ているんですよ。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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