日本酒
群馬県 沼田市
利根沼田の清酒
さちとあじ · FOOD & DRINK
山あいの水と米で醸す市郡単位の清酒。酒類GIに指定され、産地を表示できる。
この場所の物語
15万年前の湖の底が、いまも効いているんですよ。2021年の1月22日、利根沼田の清酒が地理的表示に指定されました。清酒としては、6例目にあたります。白山、山形、灘五郷、はりま、三重に続いたことになります。利根沼田は、群馬の北のはしにある土地です。
北に武尊山や谷川岳、南に日光白根山や赤城山、浅間山があります。つまり、山にぐるりと挟まれた土地なんですよ。そこへ雪がたっぷり降って、山に水がたまっていきます。基準のほうは、たいへん細かく決まっています。原料の米は、この地区で穫れた雪ほたかやコシヒカリなど、決められた品種だけです。
使う酵母も、限られたものだけになります。水の話が、いちばん面白いところでした。武尊山や谷川岳に降った雨が、古沼田湖という湖の底に積もった砂と泥の層を通ります。そこを抜けて出てくる軟水が、この酒の透明さを作っているのだそうです。山あいの水と米だけで、名を名乗ることになります。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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