産地の仕事
山形県 山形市銅町
山形鋳物の工房と銅町
Yamagata Cast Iron and Domachi
まちとなりわい · TOWNS & TRADES
鉄瓶や茶の湯釜を鋳る工房が銅町に残り、産業歴史資料館で鋳型と道具を見られる。
この場所の物語
町の名前が、そのままここでやっている仕事の名前になっています。山形の銅町には鉄瓶や茶の湯の釜を鋳る工房がいまも残っていて、産業歴史資料館へ行けば、その鋳型と道具が順に並んでいるんですよ。砂を突き固めて型をつくりそこへ湯を流し込み、固まったら型を壊して取り出すので、型は一度きりの使い捨てになります。
1つの釜の裏側には必ず壊された型が1つあることになり、そう思って完成品を見ると、見え方がすこし変わってくるんですよね。山形駅からは車で10分ほどの市街地で、暮らしの用はすべて市街で足ります。新幹線で仙台にも東京にも出られる位置にありますが、観光の順路のようなものは、ここには用意されていません。
地名が仕事から付いた町は、その仕事をなかなかやめられないんですよ。鉄瓶は見た目より重く何十年も使うことを前提につくられていて、祖父の代に鋳ったものの修理を受ける工房もあるそうです。そこで道具の寿命の長さが数字ではなく年数として見えてきて、この町には釜よりずっと前から梵鐘の仕事があったと言われています。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
※上記リンク経由のご予約はAURAの運営を支えます(料金は変わりません)
まわりを読む