産地の仕事
佐賀県 伊万里市大川内町
伊万里 大川内山
Imari Okawachiyama Kiln Valley
まちとなりわい · TOWNS & TRADES
屏風のような岩山の下に窯元が集まり、煙突と石畳、登り窯跡をたどって坂道を巡れる。
この場所の物語
山が屏風のように立って集落を囲んでいて、大川内山はその岩山の下に窯元が集まった集落です。石畳の坂に沿って29の窯が並んでいることになり、江戸のあいだは佐賀藩の御用窯として働いていました。朝廷や将軍家、諸大名へ献上する焼物を焼いていたそうです。
谷の入口が狭く、まわりを山に囲まれた地形になっています。作り方を外へ漏らさないために使われたとも言われていて、1871年の廃藩置県でいったん途絶えてしまいました。今泉今右衛門の家が近代の工芸として立て直したもので、藩窯公園には登り窯がいまも残っているんですよ。
伊万里市の市街までは車で15分ほどの距離になります。いまも窯元は後継者を募りつづけていますし、入口が1つしかない集落では歩く順序が決まってしまうんですよね。坂を上って戻るあいだに29軒をひととおり通るので、隠すための地形がいまは見せるための順路になっています。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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