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山口県の他の市区町村
この場所の物語
石灰岩がむき出しになった台地の上に立つと、草原と岩と空だけが広がっていて、ここが山口県の内陸だということをすこし忘れてしまうんですよね。秋吉台のカルスト地形は、地面そのものが長い時間をかけてつくった造形で、その地下には秋芳洞が静かに続いている。石灰石や無煙炭を掘り出してきた土地の記憶が、地表にも地下にも重なっているのが、美祢という場所のふしぎなところです。
於福温泉に立ち寄りながら、道の駅おふくで地元のゴボウや梨を手に取る、そういうふだんの動線がちゃんとあるのもいいんです。JR美祢線が南北を縦断していて、美祢駅を中心に生活の骨格が組まれているから、車がなくても暮らしの輪郭がつかめる。磯崎新が設計した秋吉台国際芸術村がアーティスト・イン・レジデンスの拠点として動いていることも、この土地がただの観光地ではなく、つくる人が滞在する場所として機能していることを教えてくれます。
長登銅山跡のような鉱業遺産と、Mine秋吉台ジオパークとして認定された自然が、同じ地面の上に並んでいる。掘ることで生きてきた土地が、今は地形そのものを見せることで人を迎えている、その転換がおだやかに続いているんだなあと、台地の風の中で感じます。
山口県美祢市に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 秋吉台
- 秋芳洞
- 長登銅山跡
- 万倉の大岩郷
- 中尾洞
- 大正洞
- 景清穴
- 秋吉台
- 桂木山
- 美祢
- 厚保
- 於福
- 重安
- 南大嶺
- 四郎ヶ原
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