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和歌山県の他の市区町村
この場所の物語
富田川沿いに梅やみかんの畑が続いていて、ボタン製造の工場もちゃんとある、というのが上富田町のふだんの顔なんです。農業と産業が同じ川沿いに並んでいるのが、なんともいいなあ、と思う。
朝来駅には観光案内所とカフェが入っていて、ここで一息ついてから熊野古道中辺路へ向かう、という動線がごく自然に整っているんですよね。稲葉根王子は九十九王子のうちの五体王子のひとつで、県の史跡にも指定されている。そういう場所が、駅から歩いて行ける距離に静かにある。
田中神社の藤に覆われた樹林が県指定の天然記念物の第1号だというのも、知ると少しおどろく話で、ふだんの散歩道にそういうものが混じっているのが、この町のぐあいなんだと思います。富田川にはオオウナギが国の天然記念物として生息していて、川を眺めながらそれを想像するのも、すこし、ふしぎな時間です。
道の駅くちくまので紀南みかんやウメを買って、古道の続きを歩く。そういうひとつながりの一日が、無理なく組み立てられる町です。
和歌山県上富田町に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 朝来
駅