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和歌山県の他の市区町村
この場所の物語
熊野川が海に溶け込む手前で、町はゆっくりと息をしているんです。川と山と海が重なる地形のなかに、熊野速玉大社の鳥居と、神倉神社へ続く538段の石段と、浮島の森の植物群落が、それぞれの場所でふだんの顔をしている。
新宮には、長くいると、信仰の地であることと、暮らしの場であることが、べつべつじゃないんだなあ、と気づく時間があります。2021年に開館した丹鶴ホールには図書館とギャラリーが同居していて、郷土資料を手がかりに熊野参詣道の話を読んでいると、外の景色がすこし変わって見えてくる。めはりずしやサンマ寿司を買って、川沿いに座る昼休みも、それはそれで、ちゃんとした新宮の過ごし方なんです。
佐藤春夫記念館では作家の肉声が流れていて、訪日客にとってもこの土地が「読まれ、書かれてきた場所」だということが、言葉を超えてすこし伝わるんじゃないかと思う。紀伊山地の霊場と参詣道という世界遺産の構成資産を持ちながら、三輪崎の漁港では今日も漁業が続いている。そういう、古いものと現在のものが地続きになっている感じが、この町の手触りなんですよね。
和歌山県新宮市に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 紀伊山地の霊場と参詣道
- 新宮下本町遺跡
- 新宮城跡附水野家墓所
- 新宮藺沢浮島植物群落
- 熊野速玉神社のナギ
- 旧西村家住宅
- 吉野熊野
- 那智山
- 新宮
- 新宮
- 紀伊佐野
- 三輪崎
- 三輪崎
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