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島根県の他の市区町村
この場所の物語
約25分ごとに、地面から湯が自噴する。木部谷温泉の間欠泉は、そのリズムがどこかふしぎで、眺めていると自分の呼吸もすこし変わってくる気がするんですよね。高津川の流域に沿って棚田が段々と重なり、西中国山地の山々がそれをぐるりと囲んでいて、鉄道の線路がないぶん、この土地はほんとうに「奥」にある。
柿木温泉は加水も消毒もせず源泉をそのまま使っていて、湯に浸かりながら、ここで農業を続けてきた人たちのふだんの時間に少しだけ触れるような気持ちになります。道の駅むいかいち温泉の「ゆらら」や道の駅かきのきむらで売られている農産物を手に取ると、有機農業に力を入れてきた土地の姿勢が、値段や見た目よりも先に伝わってくる。江戸時代に吉賀三領の宿場町として人が行き交ったこの道筋を、今は高速バス「清流ライン高津川号」が広島と益田のあいだを走っている、というのも、なんだかいいなあと思うんです。
長瀬峡の高津川沿いを歩いて、萬歳楽という名前を地図の上で見つけて、旧道面家住宅の佇まいに足を止める。そういうちょっとした積み重ねが、吉賀町での一日を、ゆっくりとした手応えのあるものにしてくれるんですよ。
島根県吉賀町に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 旧道面家住宅(島根県鹿足郡六日市町)
- 西中国山地
- 鈴ノ大谷山
文化財
自然公園
山