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沖縄県の他の市区町村
この場所の物語
タコライスが生まれた町、と聞いてもピンとこない人のほうが多いかもしれないけれど、金武町新開地の通りに立つと、その言葉がするりと腑に落ちるんですよね。米軍基地と地域の暮らしが、塀一枚で隣り合って長い年月を重ねてきた場所で、食べものも、ことばも、なんとなく混ざり合ったまま今日まで続いている。
金武大川(ウッカガー)のそばに来ると、湧き出る水の音がずっとそこにあって、いしじゃ自由市場には田芋やモズクが並ぶ。農業と漁業が今もふだんの暮らしの芯にあるこの土地では、スーパーで買うよりも、市場で買うほうが自然な選択なんだなあ、と感じる。金武鍾乳洞(日秀洞)のひんやりした空気も、この豊かな水の地層とつながっているんだと思うと、地面の下まで含めてひとつの場所なんだ、という実感がある。
沖縄自動車道を使えば島の各地へ出やすく、ネイチャーみらい館ではマングローブのそばで一泊することもできる。海岸と丘陵と基地と市場が、ぎゅっと詰まった小さな町で、琉球紅茶を一杯飲みながら、ここにしかない時間の重なり方を、すこしずつ解いていく感じが、いいんですよね。
沖縄県金武町に泊まる
この場所の中身
島の上にあるもの
- 金武鍾乳洞(日秀洞)
- 沖縄海岸
文化財
自然公園