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この場所の物語
かんずりの瓶を開けると、発酵した唐辛子の香りがすこし鼻をつく。それが、妙高市の台所の匂いなんだと思う。雪の深い土地で、人が長い冬をやりすごしながら編み出してきた味が、ちゃんとふだんの食卓に残っているんですよね。
妙高山を西に見ながら、笹ヶ峰高原の牧場道を歩くと、山と暮らしのあいだに、ずっと昔から人がいたことがわかる。関山神社は708年に創建されていて、修験道の拠点として山とともにあり続けてきた。鮎正宗や君の井という酒の名前も、この土地の水と米が長くかたちにしてきたものだから、瓶のラベルを見るだけで、なんとなく土地の奥行きを感じる。
妙高高原温泉郷や赤倉温泉は、宿に入って湯につかるだけでなく、スキー場や苗名滝へのルートが近くにあって、一日の使い方をいくつも選べるのがいいんです。上越妙高駅から特急しらゆきで接続しているから、都市との往来もそれほど遠くない。長くいるほど、山と雪と発酵の文化が、すこしずつ体に馴染んでくる土地だなあと、そう思うんですよ。
新潟県妙高市に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 斐太遺跡群 吹上遺跡 斐太遺跡 釜蓋遺跡
- 観音平・天神堂古墳群
- 鮫ヶ尾城跡
- 旧関山宝蔵院庭園
- 天神社の大スギ
- 上信越高原
- 妙高高原温泉
- 妙高山
- 妙高高原
- 妙高高原
- 新井
- 北新井
- 関山
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