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長野県の他の市区町村
この場所の物語
千曲川がここで信濃川という名前に変わる、そのことを知ったとき、この村の奥深さがすこし見えた気がするんですよね。長野県の北東の端、新潟と群馬との境に押しあてられるように、栄村は雪と山とで囲まれていて、ふだんの暮らしそのものが、かなりの覚悟のうえに立っているんです。
秋山郷というところには、平家落人の伝説が残る13の集落があって、そこへ続く国道405号を走ると、鳥甲山や白砂山が、まるで壁のようにそびえているのがわかります。道の駅信越さかえの物産館「またたび」には信州サーモンや山菜が並んでいて、そのラインナップを眺めるだけで、この土地が何を育て、何を食べてきたかが、ちゃんと伝わってくるんです。猫つぐらという藁細工が特産品としてあって、それは手でさわってみると、雪の中の暮らしがぎゅっと編み込まれているような、そういう手触りがします。
切明温泉では、中津川の河原に湧く野湯に入ることができて、PC もコーヒーも関係なく、ただ川の音だけが聞こえる時間になります。2011年の長野県北部地震で壊滅的な被害を受けながら、復興で道が整えられたこの村に、長くいると、回復ということの意味を、すこし自分のこととして考えはじめるんだなあ。
長野県栄村に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 上信越高原
- 北野天満温泉
- 和山わやま温泉
- 白砂山
- 鳥甲山
- 森宮野原
- 横倉
- 信濃白鳥
- 平滝
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