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この場所の物語
八ヶ岳と南アルプスの北端に挟まれた高原に、宮坂醸造の真澄の蔵が静かに建っている。標高700メートルを超えた空気のなかで、寒暖差をそのまま発酵に変えているような、そういうぐあいの土地なんですよね。
井戸尻遺跡の土器が、今も井戸尻考古館にならんでいて、ふだんの散歩のついでに縄文の手仕事をのぞける、というのがいいなあと思います。堀辰雄が富士見高原療養所で過ごして書いた言葉が、富士見町高原のミュージアムに残されていて、文学と地形がそのまま重なっている。
中央本線の富士見駅を降りると、南の方角に富士山の稜線が見えることがある。リモートで仕事をしながら、ときどき編笠山の方向を眺めて、夜は真澄をすこし飲む、そういうふだんの暮らしが、この高原にはちゃんと用意されているんです。御柱祭の年には、諏訪の空気ごと土地が動くような感覚があって、それも含めてここの日常なんだなあと思う。
長野県富士見町に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 井戸尻遺跡群 井戸尻遺跡 曽利遺跡
- 諏訪社
- 諏訪社
- 南アルプス
- 八ケ岳中信高原
- 編笠山
- 権現岳
- 富士見
- すずらんの里
- 信濃境
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