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長野県の他の市区町村
この場所の物語
東に伊那山地、西に中央アルプス、その両岸のあいだに、天竜川の河岸段丘がゆるやかに広がっているんですよね。段丘の上には水田と畑が西天竜幹線水路を境にきっちり分かれていて、精密機器の工場と農地が、ふだんの風景としてとなり合っている。そういうぐあいの土地なんです、箕輪町というのは。
シャントンのローメンは、羊肉を炒めた麺で、はじめて食べると「ああ、ここにしかないものだな」とわかるんですよ。もみじ湖のほとりを散歩して、郷土博物館で蕗原荘や上ノ平城のことをすこし調べて、また町に戻る。そういう半日の使い方が、ここではごく自然にできるんです。
伊那松島駅は1909年から続く飯田線の駅で、駅舎に時間の重みがあって、でも毎朝ちゃんと人が乗り降りしている。中央自動車道の伊北インターチェンジが近いから、車でさっと動けるし、国道153号で伊那市方面へも出やすい。暮らしの足がきちんと整っているのは、長く滞在するときにじわっとありがたくなるんですよね。無量寺の平安時代の阿弥陀如来坐像のことも、ここに来てはじめて知る人がきっと多いはずで、そういう発見がふつうの道の途中にある、というのがいいなあと思うんです。
長野県箕輪町に泊まる