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北アルプス国際芸術祭
雪解け水が育てた町で、アートを観る。 長野・大町市。北アルプスの、すぐ麓。三千メートル級の山々が、すぐそこに見える。 数年に一度、芸術祭がひらかれる。 この町は、水の町だ。北アルプ…
雪解け水が育てた町で、アートを観る。
長野・大町市。北アルプスの、すぐ麓。三千メートル級の山々が、すぐそこに見える。
数年に一度、芸術祭がひらかれる。
この町は、水の町だ。北アルプスに降った雪が、解け、地中を流れ、湧き出す。その清らかな水が、人々の暮らしを支えてきた。
作品は、その水と山を活かして、つくられる。湖のほとり。古い蔵。里山の畑。自然と作品が、溶け合う。
大町は、立山黒部アルペンルートの長野側の玄関口でもある。雄大な山岳観光と、芸術祭。両方を楽しめる。
都会の喧騒はない。あるのは、山の空気と、水の音と、点在するアート。
静かに歩いて、静かに観る。
山に抱かれた町で、心がほどけていく。
長野・大町を代表する芸術祭。
信濃大町駅を降りると、空気がすこし、ちがうんですよね。平地の湿度とはべつの、雪解け水が地に染みこんでできたような、きりっとした冷たさがある。
北アルプスの稜線が、槍ヶ岳や鹿島槍ヶ岳として目に飛び込んでくるこの場所は、登山ガイドの発祥地でもあって、山と人との関わりがふだんの暮らしのなかにごく自然に溶けこんでいるんです。市立大町山岳博物館には、登山やスキーの歴史が丁寧に積み重ねられていて、山に登らない日でも、ここに来ると山のことをしずかに考えたくなる。
大町温泉郷でひとっ風呂浴びて、松崎和紙や地酒を手に取って、仁科神明宮の境内をぶらぶら歩く、そういうふだんの一日がちゃんと成立するんです。塩の道ちょうじやに立ち寄ると、千国街道をたどってきた塩と人の往来が、土蔵のなかからひっそりと語りかけてくる。面積の大半を森林が占めるこの土地で、水力発電の歴史を展示する大町エネルギー博物館が建っているのも、なんだかうなずけるんですよね。水が電気になって、電気が暮らしになる、その流れをここでは地続きで感じられる。
長く滞在するほど、山の表情が日ごとにちがって見えてくる、そういう土地です。
長野県大町市に泊まる
この地に重なるもの
- 仁科神明宮
- 仁科神明宮
- 高瀬渓谷の噴湯丘と球状石灰石
- 盛蓮寺観音堂
- 若一王子神社本殿
- 旧中村家住宅(長野県北安曇郡美麻村)
- 旧中村家住宅(長野県北安曇郡美麻村)
- 中部山岳
- 大町温泉
- 槍ヶ岳
- 鹿島槍ヶ岳
- 三ッ岳
- 赤岩岳
- 南真砂岳
- 爺ヶ岳
- 餓鬼岳
- 鳴沢岳
- 唐沢岳
- 岩小屋沢岳
- 烏帽子岳
- 不動岳
- 硫黄岳
- 北葛岳
- 信濃大町
- 信濃常盤
- 信濃木崎
- 北大町
- 南大町
- 安曇沓掛
- 海ノ口
- 稲尾
- 簗場