1件の予定
日向ひょっとこ夏祭り
ひょっとこの面で、ずっこけながら踊る。 宮崎・日向。ひょっとこ夏祭り。ひょっとこ、おかめ、きつね。三つの面をつけた踊り手が、おどけた仕草で、町を踊り歩く。 ひょうきんな動き。腰を落…
ひょっとこの面で、ずっこけながら踊る。
宮崎・日向。ひょっとこ夏祭り。ひょっとこ、おかめ、きつね。三つの面をつけた踊り手が、おどけた仕草で、町を踊り歩く。
ひょうきんな動き。腰を落とし、首をかしげ、よろける。観ている人が、つい笑ってしまう。
この踊り、もともとは「日向ひょっとこ踊り」という、土地に伝わる郷土芸能だ。豊作と商売繁盛を祈って踊られてきた。
夏祭りには、全国から、千人を超える踊り手が集まる。プロも、素人も、子どもも、関係ない。面をかぶれば、みんなひょっとこ。
笑いが、祈りになる。おどけることが、芸になる。
難しい顔をした神様より、笑っている神様のほうがいい。
宮崎・日向を代表する夏祭り。
日向灘から吹いてくる風は、よく晴れていて、すこし塩っぽい。細島港のある岬まで歩いていくと、リアス式の断崖がずっと続いていて、柱状節理の岩肌が海に向かってまっすぐ立っているんですよね。
馬ヶ背やクルスの海のあたりに立つと、これがふだんの風景として隣にある暮らしって、どんな感じなんだろう、とつい想像してしまう。日向市駅から宮崎交通バスで岬のほうへ向かいながら、PC と本と、あとは平兵衛酢でも買って帰ろうかと思えるくらい、生活の輪郭がわりとはっきりしている町なんです。
妙国寺庭園は国の名勝で、南北朝期の技法が伝わる借景の庭なんですが、そこにひっそり座っていると、この土地が海だけじゃないことに気づく。日照がとても豊かな一方で、台風の影響も受けやすい、そういう自然のなかで細島みなと祭りや美々津おきよ祭りが続いてきたことが、なんとなく腑に落ちるんですよ。
海と山と港と祭りが、けっこう自然な顔つきで並んでいる、そういう土地なんだなあと思います。
宮崎県日向市に泊まる
この地に重なるもの
- 日向市美々津
- 妙国寺庭園
- 日向岬の柱状節理
- 日豊海岸
- 日向市
- 南日向
- 美々津
- 財光寺