image · pastoral × balanced (proxy)
三重県の他の市区町村
この場所の物語
田丸城跡の石垣に手をあてると、北畠氏がここに城を構えた時代から、参宮客が宿をとった街道の記憶まで、ずいぶん長い時間が指先に届く気がするんです。宮川と外城田川が丘陵のあいだを流れ、大仏山をひかえたこの地形は、ふだんの散歩にも、PCを開いたあとの夕方の一歩にも、ちょうどいいぐあいに空いているんですよね。
玉城豚という名の地場の産品があって、村山龍平記念館には郷土資料館と図書館が一緒に入っているから、買い物と読書と歴史散策が、わりと近い半径でまとまっているんです。京セラドキュメントソリューションズやパナソニック伊勢工場が町の産業を支えているという、ちょっと意外な顔もあって、静かな城下の風情と、ふつうに稼働している現代の暮らしが、同じ町のなかに並んでいるのがいいなあと思う。
伊勢市に隣接しているから、参宮街道の気配はいまも薄く残っているんだけれど、田丸城跡の富士見門や三の丸奥書院の遺構は、観光地というよりも、町の人の散歩道にそっと混じっているような佇まいで、それがこの場所の素の表情なんだと思うんです。
三重県玉城町に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 伊勢志摩
- 田丸
自然公園
駅