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三重県の他の市区町村
この場所の物語
多気駅のホームに立つと、線路がふたてに分かれていくのがよく見えるんですよね。紀勢本線と参宮線、それぞれが別の方向へ伸びていく、その分岐点にこの町はあって、古代の街道も伊勢本街道と熊野街道と和歌山別街道がここで交わっていたというから、交差するということが、この土地の根っこにある気質なのかもしれません。
まごの店では、相可高校の生徒たちが地元の食材を使って料理を出しているんです。高校生が厨房に立つレストランというのは、ふだんの暮らしのすぐそばに、ちょっとしたおどろきがある、そういう町だなあと思います。少女まんが館 TAKI 1735 は移住者が開いた私立の図書館で、約五千冊の少女漫画とカフェが一緒になっているというのも、なんだかこの町らしい重ね方で、いいんですよね。
丹生大師は七七四年に創建されたと伝わる真言宗の古刹で、女人高野山と呼ばれてきたお寺です。立梅用水という文化財の水が田畑をうるおし、五桂池のほとりには農業公園がある。山に囲まれた内陸の町に、信仰と農と商いの記憶が、ごく自然に折り重なっているんです。どこかひとつの顔に収まらない、そのぐあいが、この町の手触りだと思います。
三重県多気町に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 立梅用水
- 多気
- 相可
- 外城田
- 佐奈
- 多気
文化財
駅