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土佐和紙・紙漉き体験
高知の川が、紙を作る。 高知・いの町。仁淀川水系の清流が流れる場所。その水が、土佐和紙を支えてきた。 土佐和紙は日本三大和紙のひとつ。強くて薄い。紙幣にも使われる。書道家が求め…
高知の川が、紙を作る。
高知・いの町。仁淀川水系の清流が流れる場所。その水が、土佐和紙を支えてきた。
土佐和紙は日本三大和紙のひとつ。強くて薄い。紙幣にも使われる。書道家が求める紙でもある。
紙漉きは、水の中に繊維を散らして、すくいとる作業だ。枠をゆっくり動かしながら、均一に広げる。その均一さが、紙の品質を決める。
簡単そうに見える。でもやってみると、均一に広げることの難しさがわかる。職人が毎日やっている仕事の精度を、体が理解する。
仁淀川は、日本一透明度が高い川とも言われる。その川のそばで、紙を漉く。
水の国・高知の、もうひとつの顔。
仁淀川と土佐和紙の組み合わせが、この体験を特別にする。
土佐和紙の繊維が水に溶けていくように、いの町の暮らしもゆっくりと仁淀川に沿っている、そんな感じがするんですよね。高知市のすぐ隣にありながら、石鎚山脈の懐まで続く山地が背後にあって、町の奥行きがふつうじゃないんです。
いの町紙の博物館に寄ってみると、和紙づくりがここでずっと続いてきたことが、手でさわるようにわかる。製紙業という産業の言葉だけでは追いつかない、繊維と水と人の長いやりとりが、建物のなかにひっそり残っているんです。
羽根公園では仁淀川まつりが開かれて、紙のこいのぼりが川の上を泳ぐ。それを見ていると、この町が産業の場であると同時に、ふだんの暮らしの場でもあることが、すっとわかる気がします。大橋ダムや長沢ダムが山の奥に静かに立っていて、近代の開発の記憶も、川沿いに重なっている。
PCを開いて仕事をする人にも、筒上山や笹ヶ峰を歩きたい人にも、和紙というものを初めて手にとる人にも、それぞれのいの町があって、どの入り口から入っても、川と山と紙の気配がどこかについてくるんですよね。
高知県いの町に泊まる
この地に重なるもの
- 山中家住宅(高知県土佐郡本川村)
- 石鎚
- 笹ヶ峰
- 筒上山
- 伊予富士
- 稲叢山
- 伊野
- 枝川
- 伊野
- 枝川
- 波川
- 八代通
- 北内
- 宇治団地前
- 中山
- 伊野商業前
- 鳴谷
- 伊野駅前
- 北山